昔の人々は、自然環境と共存して生活をしていました。自然の素材でつくられた住宅は、様々な素材の特性を活かしながら快適な家をつくってきたのです。四季がある日本の風土では、四季折々の気候に合わせ、呼吸する住宅を建てていました。
日本の夏は暑く湿度が高い、冬は寒く乾燥している。私たちは、より快適な環境を求める近代に電気や化石燃料に頼る生活に変化しました。近代の生活の変化に応じて、自然だけでなく、地球の環境(生物)までもが危機的な状況になっていくだけでなく、世界的にも国があげた対策が強く求められる時代となりました。
現在、二酸化炭素の発生要因である化石燃料・電力の消費エネルギーが非常に大きく、生活の中で消費されるエネルギーの7割が冷暖房や給湯によるものだといわれています。
省エネルギー基準では、住まいの断熱性能をあげることで、エネルギー消費を抑制しようという試みです。生活における消費エネルギーを抑えることで、二酸化炭素の排出を抑制することができます。
また、省エネルギー基準をクリアした住まいは、冷暖房費を節約できるだけでなく、家全体の温度差を少なくし(ヒートショック防止・室内温度のバリアフリー)、快適な住環境を創ることができます。 |