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外壁塗装・外壁リフォーム

外壁塗装の色の選び方

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外壁塗装リフォームの一番の醍醐味は、色選びだと思います。「イメージチェンジしたいけど、どんな色が似あうだろうか?」「新築当時の色合いを再現したいな。」等と考え、イメージを膨らませるのはとても楽しい時間です。しかし、色の選択によっては、「思ったよりも派手になってしまい周りから浮いてしまった。」「思ったより暗くなってしまい何か物足りない。」等、当初のイメージと異なり、外壁塗装リフォームを失敗してしまったという方もいます。
そこで、ここでは、外壁塗装の色選びの方法や注意点を紹介していきます。
外壁塗装リフォームでは色選びは予算の次に悩まされるポイントであり不安も大きいとは思いますが、リフォームの中でも感動の大きい工事の一つでもあるため、是非、楽しんで外壁塗装の色を検討しましょう。

外壁塗装の色選びの方法

どれだけ工事や塗装が上手くても、色選びに失敗してしまったらすべてが台無しです。外壁塗装の色選びの方法を、「「色系統」の絞り込み」「好みの色の絞り込み」「変更できない基本部位(窓サッシ等)の考慮」「A4サイズの「塗り見本板」での確認」の4つの段階に分けて紹介しますので、効率よく色選びができるよう確認しておきましょう。

  • 「色系統」の絞り込み

    まず、「色系統」から決めていきます。
    この段階では、明確な色を決定する必要はなく、「グレー系」「茶色系」など大まかなイメージができていれば問題ないかと思います。
    ただし、この時、色見本帳を見ないことをオススメします。色見本帳を見てしまうと、「あの色もいいかもしれない。」と、逆に選択肢が多過ぎて迷ってしまい時間が大幅にかかってしまうという方が多いです。さらに、悩んだ末に、結局、最初に想い描いたイメージであったり、既存のものと同じ色に戻ってしまったりする方も意外と多くいます。
    そのため、最初の段階では、大体のイメージの「系統色」をまず絞り込むと良いかと思います。

    好みの色の絞り込み

    次に、色見本帳をもとに、絞り込んだ色系統から、好みの色を絞り込みます。 ただし、この時、色見本帳のカラーサンプルだけを見て決めるのではなく、実際に色見本帳のカラーサンプルを持って行って自宅の外壁に押し当てて色を確認することをオススメします。これは、イメージと、カラーサンプルを近付けて比較した場合とでは見方が違うためです。
    なお、近所を散歩などして実際の建物の外壁をチェックして、好みの色があれば、担当業者に伝え相談するのも良いと思います。

    変更できない基本部位(窓サッシ等)の考慮

    色選びの際、色を変更することができない部位を考慮することが大切です。
    玄関ドア、玄関回りのタイル、窓のアルミサッシ、塗装出来ない屋根など、家にはどうしても色を変更できない部位が存在します。そのため、これらと外壁の色のバランスや相性などもあわせてイメージすることが必要になります。また、自分の家だけでなく、近隣の家との兼ね合いも考慮する必要があります。

    A4サイズの「塗り見本板」での確認

    数種類の好みの色が定まった段階で、A4サイズ程度の「塗り見本板」を用いて色を決定します。
    担当業者によっては何百と塗り見本板を取り揃えている業者もいますし、該当の色がない場合には、一週間程度の期間を要しますが、作成してもらうことも可能です。
    ”A4サイズ”の塗り見本板で確認することで、小さな色見本帳のカラーサンプルよりも、よりイメージがわきやすく実感を得やすいです。そのため、実際にこの塗り見本板を外壁や塗り替えない部分に当ててみて、色のバランスなどを確認することをオススメします。

外壁塗装の色選びの注意点

お客様がイメージ通りの色を選べるように、外壁塗装の色選びの際に知っておくべき注意点として、「低彩度の色を選ぶこと」「面積効果を考慮すること」「光源色によって見え方が異なること」「外壁の種類や艶などの影響を受けること」の4点をお伝えします。

  • 低彩度の色を選ぶこと

    低彩度とは鮮やかさのことを言い、派手な感じや落ち着いた感じを表す用語となりますが、外壁塗装の色として、彩度の低い色を中心に選ぶことをオススメします。
    彩度が高いと、周囲との差が強調されてしまい、周辺住民に不安や不快感を与えてしまったり、安っぽく見られてしまったりする可能性が高くなってしまいます。そのため、彩度を低くすることで、周囲の環境になじみ、落ち着いた雰囲気や優しい感じを与えることができますし、高級感を醸し出すこともできます。
    なお、周囲に木々などがある場合には、植物の葉よりも抑えた色を選ぶことで、緑を引き立たせるのが良いかと思います。

    面積効果を考慮すること

    面積効果とは単なる人間の目の錯覚によるもので、同じ色にも関わらず大きさによって色が違って見える現象のことを言い、外壁塗装の色を選ぶ時には面積効果を考慮する必要があります。
    明るさとは白っぽいか黒っぽいかを表しますが、広い面積になると、明るい色はより鮮やかに薄く明るい色に見え、暗い色は暗さが増し重く沈んだ色に見えるようになります。例えば、明るい色で塗装した場合、「思ったよりも派手な色になってしまい、何だか落ち着かない。」「思ったよりも薄い色だな。」等と感じてしまいます。
    そのため、薄い色には、ワンランク濃い目の色を、濃い目の色はワンランク薄めの色を選ぶことをオススメします。

    光源色によって見え方が異なること

    光源色とは太陽や蛍光灯などの光源が発する色を意味し、光源色によって色の見え方が変わることを考慮する必要があります。
    これは、光源からの光を物体表面で反射することによって発する光の色を物体の色として人間は認識しているためであり、そのため、色は光源色の影響を受けることになります。ですから、カラーサンプルなど色を確認する際には、室内の蛍光灯の下で見る場合と太陽光線で見た場合には色の見え方が異なるので、外壁と同じ環境下である屋外で確認することをオススメします。
    さらに、「晴れの日」と「曇りの日」とでも、光の照射量の差により、色の見え方が異なります。そのため、より正確な色を確認するためには、晴れた日の大気の汚れが少ない朝日の元で確認するのがベストです。

    外壁の種類や艶などの影響を受けること

    外壁や塗料の種類によって見え方が変わることを考慮する必要があります。
    外壁がスタッコ調仕上げやサイディング仕上げであれば、凹凸により影ができるため、色目が濃く感じることがあります。
    また、外壁に使われる塗料には色以外にも艶の度合い(光沢度)で数種類のタイプがあり、仕上がりに違いが生じます。艶があまりない塗料を選ぶと、ナチュラルな印象があり、控えめで落ち着いた雰囲気を得られる一方、艶がある塗料を選ぶと、ツヤツヤピカピカしており、仕上がりが美しく、高級感を得ることができます。ただし、艶があり過ぎると逆に上品さが無くなってしまいます。
    なお、艶の度合いは耐久性にも差がでてくることも念頭に置いておくことも必要です。艶があると、表面はツルツルした仕上がりとなるため、防水性が上がり、汚れやカビなどもつきにくいことから、劣化も遅くなります。そのため、艶があれば、耐久性はより高くなります。

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