家づくりのご要望・目的
まだ築年数が浅い物件ではありましたが、母と息子夫婦で共に生活を楽しめる住まいを実現するため、リフォームを決意されました。
個室数より変化に富んだ空間を望まれ、シーンごとの空間をゆるやかに繋げるアイディアをリフォームプランのベースとしました。
施工事例 ビフォー・アフター
【お互いを感じながらも、家族それぞれが自分の時間を過ごせる空間】
お母様と同居するにあたり、H様は「二世帯が暮らしを楽しめる家」をご希望されました。
それは「家族みんなの時間と、それぞれの時間の両方を大切にする家」。
まず、2階南西の個室を吹抜けのあるオープンな書斎に変更し、読書やパソコン、物書きなど、家族それぞれが、思い思いの時間を過ごせる共有スペースに。
玄関と繋がるリビングの土間は、グリーンの好きなお母様、DIY好きなご主人が屋内外を行き来し作業できる空間として。家族が共有するスペースは皆が気兼ねなくそれぞれの時間を過ごせます。
リビングやキッチンなど、水廻りはシックなカラーで生活観をなくし、大きな収納を確保。シンプルかつ清潔に纏め、家族みんなが過ごす空間はゆったりと使いやすくしました。
【世代を超えて心地よく暮らせる、間取りやデザイン】
H様がこだわったのは、流行にとらわれない室内デザイン。
ご所望された吹抜けは、もともとあった梁やボルトをそのまま活かすことで、空間を彩るアクセントに。この吹抜けは、開放感とともに家族の気配も感じとれ、ひとりの時間を尊重しながら、家族の絆も大切にする間取りとなっています。フローリングには、H様が選び抜いた、渋い色味が特徴の無垢のチーク材を採用。床だけではなく、天井、キッチン腰壁にも用い、珪藻土の内装も相まって自然素材の柔らかな風合いが生きた世代を問わず心地よい住まいとなりました。
【お客様の声】
思い切って吹き抜けをつくって大正解。明るくシンプル、あたたかみのある空間に満足し、インテリアを楽しんでいます。