2006/11/18
木工事・2
床の断熱工事に続いては、床下地の仮貼り。なぜ仮貼りかというと、断熱材とフローリング下地の間に床暖房を設置するからです。この下地貼りにはベニアを使用するのが一般的ですが、オクタでは新築・リフォームを問わず、桐板を薦めています。桐板は軽くて施工性も良い上に、防虫・防カビ・調湿・断熱効果があり、無垢フローリングを貼る際に使用する膠(にかわ)の接着材との相性が非常にいいのです。↓
http://www.okuta.com/pc/shizen/niwaka.html
この下地貼りが全て終わると、現場の足元が良くなり、M様も安全に現場の中を見ることができるので安心です。壁も床同様に断熱工事完了後、下地ボード貼りを行ないます。内壁には、ホルムアルデヒドを化学分解し、タバコの煙に含まれるアセトアルデヒドの低減効果もあるハイクリーンボードを貼ります。一般的な石膏ボードは黄色い色をしていますが、ハイクリーンボードはきれいな薄いピンク色をしており、このままで仕上げ材として使用しても面白いです。
投稿者:project|2006 11 18|草加市M様邸| 固定リンク| コメント(11928)| トラックバック(0)
2006/10/26
断熱工事
木造住宅では、一般的に充填断熱と外断熱があります。どちらの工法にもそれぞれ特徴がありますが、いずれにしても、断熱欠損(すき間)を作らないことが重要です。M様邸では、充填断熱を採用しています。外側の透湿防水シートと内側の防湿シートの内部にセルロースファイバーという断熱材を充填します。セルロースファイバーについては、こちらを参照願います。↓
http://www.okuta.com/pc/shizen/index.html
充填断熱によく使われるのは、グラスウールやロックウールですが、セルロースファイバーが他の断熱材と違うところは、古新聞をリサイクルしているため、住環境はもちろん、地球環境にもやさしいところ。また、グラスウールなどの場合、一般的に大工さんが断熱材を入れていきますが、このセルロースファイバーは、現場で機械での吹込みとなるため、断熱専門の職人さんが施工します。ゆえに施工精度が高いレベルで安定します。先に述べたように、断熱材料の性能以上にこの施工精度(断熱欠損を無くす)が重要になります。
2006/07/08、私がM様邸に到着した頃、準備が終わり断熱材の吹込みを初めて間もなくの頃でした。セルロースファイバーは、オクタのファミリー会社住宅創庫の施工部門の建説創庫で行っています。今回の施工スタッフの中に、以前オクタに勤めていた元同僚がいました。事情がありオクタは退社しましが,オクタファミリーのことが大好きだったので、アルバイトスタッフとして作業の手伝いをしていました。元気に頑張っている様子で安心しました。機械での吹込み作業は、少し音が出るため隣家に配慮し、窓を閉めての作業。この季節は非常に過酷で、職人さん達は頭にタオルを巻き、びっしょりの汗をかきながら頑張っていました。断熱材が充填されると、自動的に機械は停止しますが、機械にたよらず触診による確認も怠りません。完了時に現場確認をすると、吹込みによる断熱充填はすき間がなく完成していて、安心できました。
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投稿者:project|2006 10 26|草加市M様邸| 固定リンク| コメント(16286)| トラックバック(0)
2006/10/13
サッシ工事
次世代省エネルギー基準の公布以降、比較的暖かい地域でも高断熱のサッシがつかわれるようになった。以前はアルミサッシに単板ガラスが一般的でしたが、最近ではアルミと樹脂の複合やアルミと木の複合のサッシに複層ガラスの組み合わせが多く見られるようになった。M様邸でも、アルミと樹脂の複合サッシに複層ガラスを使用しました。高断熱構造と意匠性を兼ね備えたサッシである。採光・換気に重要なこのサッシの開口部が、建物にとても厄介なものになっている。それは、漏水である。サッシを取付ける際の防水の処理方法が非常に重要で、この部分を曖昧にすると、
後に大変な瑕疵となる。外壁の仕上げ材などにより、いろいろな施工納まりが考えられるが、基本的には、下地の段差を少なくすることと、防水シート・シーリング施工の手順をしっかり行うこと。風向きなどによって例外はあるが、一般的に水は上から下に落ちてくる。だからサッシ廻りの防水シートも屋根などと同じで、下から上へ重ねていく。この手順は、一見当たり前のことですが、リフォームに仕事をしていてこの当たり前の手順が守られていない家が、たくさん有る。だから雨漏りしているのです。
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2006/09/15
設備工事
給排水工事は、水道メーター・排水桝の位置などの検討からはじまります。設計段階の水廻りの位置から配管のルートを検討し、特に2階の水廻りの配管はなるべく外部に出し、外壁に露出配管したい。施工性も良く、アフターメンテナンスもしやすい。ただ意匠的に良いものではないので、目立たない部分に配管したい。M様邸でも2階にトイレを設置しますが、道路に面していて意匠性を考えるとどうしても、外壁沿いに露出配管できず、やむを得ず室内配管としパイプスペースを作った。床下配管ルートについては、耐圧盤の下に配管を埋めこむと、万が一漏水が有った場合、不具合の発見が遅れたりメンテナンスが非常に困難になります。一方、基礎立ち上がりに貫通させるとその心配は少なくなりますが、外構の形状によって、外部に配管が露出になってしまう場合が有ることと、基礎立ち上がりの断面欠損が考えられるので、貫通位置をなるべく負荷のかからない場所に計画する必要があります。よほどの理由が無い限り、後者の選択が一般的です。M様邸でも、後者を選択。また、配管の曲がる箇所や建物から配管が出てくる箇所は詰まり安いので、点検口や桝を設けましょう。メンテナンス性が優れていると意匠性が劣る、なんでも一長一短であります。これは、建築に限らず、人間、物など、世の中のほとんどのことに共通するこですね。その特徴、性格を理解して選択、お付き合いしていくのでしょう。しかし、ごくまれに美人で性格も良く、スタイル抜群の女性もいるようです。是非一度、会ってみたいものです。
投稿者:project|2006 09 15|草加市M様邸| 固定リンク| コメント(8084)| トラックバック(0)
2006/09/05
屋根工事
屋根にはたくさんの種類があるので、なにを採用するか非常に悩むところです。安価で断熱・防音性能に優れ、軽くて意匠性も良い、こんなものがあればいいのですが、全てにすぐれているものは有りません。屋根の種類には、それぞれ短所・長所があり、何を優先していくかなどバランスを考えて選定します。M様邸では、三州平板瓦を採用しました。断熱・防音性能も高いレベルに有り、和瓦より軽いが程良い重厚感があり値段も割と安価。M様邸では、ソーラーシステムを採用していることもあり、ソーラーとの意匠バランスも考えての選択。最近では、小屋裏の結露防止のために小屋裏換気(棟換気)が一般的となっております。換気・断熱・気密については、別の機会に改めてふれていきます。さて実際の工事ですが、十分な重ね部分を確保し下葺き(ルーフィング)します。その後、瓦を引っ掛ける桟木を打ちつけ、瓦葺きします。軒・袖・平場・棟の順序で葺いていき、緊結などの補強をして完了。快晴のなか、葺き上がりを見てみると、太陽の光に反射し美しく輝いていました。
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2006/09/04
炭塗料塗布
2006/06/08、本日は、炭塗料塗布作業。快晴のなか、気持ち良く作業ができそうです。炭は、土台・大引き・柱などに塗布します。炭を塗布することにより、構造部材の腐食防止や害虫被害(白アリなど)の防止に効果があります。また、床下の調湿効果も期待できます。M様邸では、この炭塗料(チャコールペイン)にEMスーパーセラを混入し塗布しています。EMスーパーセラの混入により、抗酸化効果による構造材の耐久性の向上、ゴキブリや蚊などの発生の抑制、マイナスイオンと同様に体に良い影響を与える効果があるといわれております。さて、実際の塗布作業ですが、川口店のハンディーマンが行ないました。とても丁寧な作業をしており、思いのほか作業時間がかかっていた様子・・・。明日から、床に捨て張り(フローリングなどの下地となる板)の作業があり、なんとしても本日中に完了しなければいけません。そんな時、本日から新しい仲間として川口店にハンディーマンが加わりました。早速、助っ人として現場へ直行!夜になってしまいましたが、無事完了です。お二人とも、お疲れ様でした。
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投稿者:project|2006 09 04|草加市M様邸| 固定リンク| コメント(12567)| トラックバック(0)
2006/08/26
木工事・1
上棟式も無事終了し、ここから木工事に入ります。木軸組作業を進めつつ、同時に屋根の野地板(屋根の下地のこと)を貼って行きます。仮筋交いを入れ、ある程度の外力(風圧力・地震力など)に耐えられるようにする。その後、本筋交いを入れていきますが、このM様邸では、通柱に檜の5寸柱を使用し、さらに化粧柱に檜の6寸柱を使用したこともあり、構造上重要な部分に特殊な筋交いジーバ(GVA)というものを入れ、強度を確保しています。ジーバ(GVA)については、こちらを参照↓
http://www.kana-e.co.jp/img_index/topics_img/gva.pdf
野地板には、合板を使用すると雨漏りなどで水を含んだ場合、極端に強度が落ちてしまうので、接着剤を使わず檜の板を竹ひごで集成した住宅創庫オリジナルの森林ビルダーパネルを使用。その後、工事中の雨対策にもなるので、防水紙を貼ります。ここまで、作業を進めておけば一安心です。
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木軸組↑
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野地板、森林ビルダー張り↑
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防水紙貼り↑
投稿者:project|2006 08 26|草加市M様邸| 固定リンク| コメント(5122)| トラックバック(0)