ガルバリウム鋼板
1972年にアメリカ合衆国のベスレヘム・スチールが開発したアルミニウム・亜鉛合金めっき鋼板の名称。
日本工業規格 (JIS) では、JIS G3321(溶融55%アルミニウム?亜鉛合金めっき鋼板)で規定されている。
高い防食性を生かして、建物の外壁や屋根の材料、あるいは雨樋・ベランダまわりなどの各種建築材料として近年使用が増加している。同じ耐食鋼材として広く使用されているステンレス鋼板に比べて購入単価が大幅に安いことから、特に最近のステンレス鋼価格高騰を受けて、材料選定切り替えの動きが進んでいる。ただし、防食性能自体はステンレスの方が高いため、切り替えは慎重に行う必要がある。