家づくりのご要望・目的
お子様のご誕生をきっかけに、U様はご祖父母が暮らした家を譲り受けました。
家の中は、ご祖父母が生活されていた頃、そのままです。
懐かしい家具や照明、インテリア。リビングに飾られた表彰状等々。先住者の生活感が色濃く残る室内でした。
『間取りを変えずに自分たちのスタイルへ変えたい』
家の構造はそのままに、新しい住人を迎えるに相応しい姿への「化粧直し」です。当時の生活臭や気になる生活感をキレイにリセット。
自分たち家族にあったスタイルの家へ、U様はリフォームの「舵(かじ)」を切りました。
奥様が自宅でピアノ教室が開けるように、防音性の高い部屋づくりも、リフォームと同時進行で実現します。
施工事例 ビフォー・アフター
間取りそのままで、ここまでできる! 30代子育て世帯の自分style
リフォームで大きく変更した点は、ライフスタイルに合わせた室内様式の変更です。3つの和室のうち、1室を残し全てを洋室に変えました。
30代子育て世帯・U様ご夫婦が望むインテリアデザインは、欧風でスタイリッシュなのびのびした広さが特徴的。
昭和期の住宅に見られる細かな間仕切りをなくし、開放的に仕上げました。構造的な制約は、空間のポイントになるよう『デザイン』に取り入れています。導線変更で出来た空間には収納コーナーを新設。洗濯室には、筋交いを避けて明かり取り窓を造作し、暮らしやすさをアップしました。
生活導線アプローチの時短術 子どもを急かさなくていいスムーズな導線
LOHAS studio担当者は“ちいさなお子様との暮らし”に着目し生活導線の見直しにも着手しました。
LDKの入口を、長い廊下の玄関側に移動。途中に扉を設け、キッチンと水廻り(洗面スペース)の舵(かじ)動線をスムーズにしました。
廊下の扉が間仕切りになって、LDKの一部に洗面室がまとまると、LDK全体が子育てしやすい空間に表情を変えました。
導線を変えたら 子育てしやすい空間ができた●設けた扉が「ベビーゲート」となってお子様を安全な場所にとどめ、家の危険から守ります。
●扉を閉めたクローズ空間は、家事をしながらでも「目が届く範囲」。子どもが自由に動ける安心空間です。
●外部から来るピアノ教室・生徒の視線は扉でストップ。公私をきちんを分けてレッスンに集中できる環境です。
ピアノ教室を開講! 子どもと一緒に過ごす時間を大事に
ちいさなお子様のため、奥様は自宅でピアノ教室を開くことをご計画されました。そこで、1階和室をピアノ室に変更。壁・天井・内壁に防音施工、防音ドアを設け高い防音性能を確保しました。玄関からレッスンルームまでの導線にも考慮し、生徒側からプライベートが見えないように工夫しています。
自分styleが叶ったこのリフォームは、『子育てのしやすさ』を工夫してお子様もご夫婦も、自分時間をもっと楽しむための快適性能をギュッと詰めた家造りでした。ご夫妻らしさを映した造作の家具やインテリアの数々に囲まれた、何処よりのんびり寛げるご自宅が完成しました。
施主様の声-リモデルしてスマイルになったこと-子育てとピアノ教室を両立できるようになったことがが嬉しい。また、防音性もあるので周辺環境を気にせずにレッスンに打ち込めます。自宅で教室ができて、これから楽しみです。
間取りを変えないリフォームでしたが、手持ちの家具がピッタリの空間に変わって嬉しいです。
『ワークスペースで子どもが勉強する様子をキッチンから眺める』そんな日が待ち遠しいです。
木の温かさを感じる、ホッとするU様邸の室内。
家具職人が心を込めて造った家具が 暮らしに豊かさをプラス!
U様邸だけのオーダー品なので
しっくり調和する居心地の良さ。
玄関に、キッチンに、カウンターに・・・
大好きな家がもっと好きになる!
ご自慢の家具の数々です。
暮らしやすさのポイントは整理整頓しやすい収納計画。
片付けやすいから散らからない。
すっきりとした室内です。
使いやすい場所に ふさわしい大きさで。
外から見える収納なので
どこに何がある? 足りない消耗品は?
ひと目でわかる 暮らしやすさです。