「寒暖差疲労」とは?(株式会社OKUTA LOHAS studio熊谷店のブログ 町憲昭@OKUTAのブログ) リフォームのオクタ

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町憲昭@OKUTA

「寒暖差疲労」とは?

2023/11/06

1.「寒暖差疲労」とは?

< 寒暖差疲労の原因とは >

気温の寒暖差が大きいことにより、自律神経の機能が乱れ、体が疲れることを「寒暖差疲労」といいます。

人は体温を調整する際、自律神経を使って、体を震わせることで筋肉を動かしたり、血管を収縮させ筋肉を硬くすることで体温を上げます。一方、汗をかくことで体温を下げる身体活動も行うため、それらの働きが1日の中で何度も切り替わると、自律神経が過剰に働き、疲労を誘発します。エアコンで例えると、暖房と冷房を1日のうちに交互に何度も使用すると、エアコン本体に負担がかかるイメージです。寒暖差が大きい季節の変わり目に風邪を引いたり、体調を崩したりする人が多くなるのも、これが理由のひとつです。また、冬の時期に、暖房のきいた部屋から寒い屋外に出て、また暖房のきいた電車にのる、また寒い屋外に出る・・、といった朝の光景も、体が寒暖差の影響を受けている状況の1つと言えます。

自律神経が乱れることで不調に繋がるメカニズム

自律神経は交感神経と副交感神経からなり、それぞれの臓器に働きかけます。いわばアクセル(交感神経)とブレーキ(副交感神経)の関係です。この2つは臓器にとって異なる作用であることから、その都度働きを切り替えないといけませんが、本来は徐々に切り替えていくものです。しかしそれが1日の中で急激に、それも何度もアクセルとブレーキをかけると、臓器に多大な負担をかけてしまうため、それぞれの臓器に関係した様々な不調が現れることになります。

< 寒暖差疲労の主な症状 >

主に次の5つの症状が、寒暖差疲労に該当します。
・ 肩こり、腰痛、頭痛
・ めまい、不眠
・ 食欲不振、便秘、下痢
・ イライラ、気分の変化
・ 冷え、むくみ

2.自律神経のトレーニングができていない今年は、寒暖差疲労に特に注意!

< 今年の冬だからこそ起こりやすい寒暖差疲労の要因 >

寒暖差疲労が起こる原因は、原理的には身体に短時間で寒暖差が生じることで起こります。しかし、その背景には寒暖差に慣れていない、言い換えればいつも室内にいて、外で汗をかいたりしていないような場合や、ストレスが強い状態、さらには生活習慣が乱れている場合に自律神経が特に働きにくく、寒暖差疲労が起こりやすいと考えられます。
自律神経は、夏の間に汗をかくことで鍛えられますが、自粛生活が続いた今年は、室内に滞在することが多かったため、運動をしたり、外に出て汗をかく機会が少なく、自律神経を鍛えることが十分にできていません。また、慣れない在宅ワークなどでストレスが多い生活をしているために、自律神経を調整する力も低下している恐れがあります。自律神経のトレーニングができていない今年は、朝晩と日中の気温差や、室内と屋外の寒暖差を調整する能力が備わっていない可能性が高く、寒暖差疲労が起こりやすい状態です。

3.“寒暖のリズム”を取り入れる習慣を│おうちでできる寒暖差疲労対策


寒暖差疲労をケアするためには、乱れた自律神経を整えるのはもちろんのこと、あえて日常生活に適度な寒暖のリズムを作り、自律神経をトレーニングすることが重要です。

例えば、昼間は気温が高いため、2時間おきの換気で外気を室内に取り入れることで身体を冷やしたり、夜は気温が低いので、温かい飲み物を飲むことで身体を温めたりと、1日の中で意識的に寒暖差をつけることが自律神経のトレーニングになります。その際に、急に身体を冷やしたり温めたりしてしまうと寒暖差疲労に繋がるため、ゆっくり寒暖のリズムをつけることが大切で、エアコンなどの冷暖房機で温度差を埋めるのではなく、自力で体温調節ができる身体づくりが理想です。

以下①~⑦は、おうちでも簡単に寒暖のリズムをつくることができる対策です。これらを日常的に取り入れ、気温や室温に順応できる身体づくりをし、脱・寒暖差疲労を目指しましょう!

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