【埼玉高校サッカー決勝|武南 vs 昌平】(株式会社OKUTA LOHAS studio錦糸町店のブログ 森孝浩@OKUTAのブログ) リフォームのオクタ

  • phone

    0120-19-5955

  • 文字サイズ

LOHAS studio

森孝浩@OKUTA

【埼玉高校サッカー決勝|武南 vs 昌平】

2025/11/17

11月16日、快晴のさいたまスタジアム。
決勝にふさわしい空気が、スタジアムに早くから漂っていた。
バックスタンドには両校の応援席が広がり、声援と太鼓のリズムが徐々に大きさを増していく。
選手たちがアップで芝を踏むたび、観客の視線がピッチ中央へ吸い寄せられる。

■ 試合前の景色

武南は伝統校らしい引き締まった表情で入場し、昌平は落ち着いた雰囲気で整列。
初めて決勝を観に来た人でも“これが県の頂点を争う舞台”だとすぐに理解できる張り詰めた空気があった。

スタンドには、保護者、OB、同級生、地域の人々…立場は違えど、すべての人が純粋に両校の戦いを楽しみにしている表情だった。


■ 緊張感の中の前半

前半は互いの長所を消し合うような展開。
武南は守備のスライドが速く、昌平の前線に自由を与えない。
昌平は個の力とボール運びの滑らかさで徐々に主導権を握ろうとする。

いずれが先に傾いてもおかしくない、非常に集中した80分。


■ 後半、スタジアム全体が揺れた時間

後半に入ると、昌平がボール保持の時間を増やし、武南が鋭くカウンターに出る展開へ。

周囲の観客も、攻防が入れ替わるたびにどよめき、拍手が波のように広がった。
高校サッカー特有の「勢い」と「感情」の揺れが、スタンド全体を巻き込んでいく。


■ そして、決勝点

試合終盤、スタジアムの空気が一段と張り詰めたその瞬間、昌平がついに均衡を破る。
ゴールネットが揺れた瞬間、昌平側は大歓声、武南側は静寂と唸り声。
誰もが“これが勝負の残酷さか”と一瞬にして理解する場面だった。


■ 試合終了のホイッスル

0-1。
昌平が県を制し、武南はあと一歩届かなかった。

ただ、敗れた側にも拍手が鳴り続けていた。
選手たちの姿勢、試合のクオリティ、90分の集中力──
それらすべてが、観客の心に“敬意”を生んでいた。

21297

SNSでシェアする

担当者へ無料メール相談!お気軽にご相談下さい!

お問合せ・資料請求はこちらから

About Me

2025年12月
« 11月    
1234567
891011121314
15161718192021
22232425262728
293031  

最近のエントリー

カテゴリー

アーカイブ