男前インテリアの団地リノベ☆カメラマン撮影の風景

LOHAS studio

佐々木笑美@OKUTA

2018/11/16

以前の記事でご紹介させていただいたご物件→「男前インテリアにはアンティークドアもよく似合います！」
先日カメラマン撮影にお邪魔しました^^

築45年の団地リノベーション。
もともと奥さまのご実家を、お母さまとのご同居も視野に入れつつ、全面改装のお手伝いをさせて頂きました。

新しいマンションに比べると、少しだけ制限の多い団地リノベーションですが、
そのお家に合わせて柔軟なプランニングができるのも、LOHAS studioの得意分野です。
あわせて、D様ご自身でもアンティークドアや金物･古材などなど、
ステキなアイテムをたくさんお持込みいただき、シンプルなお作りながら個性的な、
アクセントの光るお家作りをして頂きました♡

とても見晴らしのいい高層階にあるご自宅。
以前はご寝室に使われていた窓側のスペースは、リビングダイニングへ変更し、
団らんのときも、ご来客時も、キッチンに立っても、まったりタイムも･･･
いつでも素晴らしい借景の中でお暮しいただける間取に変更いたしました^^

▼外に見えるグリーンの効果もあって、LDKは解放感いっぱいでした

▼もちろんキッチンに立っていても･･･

団地リノベでは、比較的天井高さを確保するのが難しかったりします。
D様のお家も、既存の天井高さより上げることができないお作りでした。
そこで、今ある天井高をできるかぎり下げないために、天井配線はあえて露出で計画。

▼露出配線の場合は、このような鉄管でお作りすることが多いです。アクセントにも◎

▼もともと窓際にあったご寝室は、お部屋中央にレイアウト変更！上部開口にすることで通風も確保しています。
小上り畳スペースは、なんとお施主さまの手作りです！

▼インテリアは男前で少し硬めの印象でお作りしましたが、家具や小物で鮮やかな色を入れていただき、明るさや温かみも両立です^^

▼リビングの一角には長いワークカウンター兼TVボードを造作しました。
セルフレックスという素材。本来外周りに使う素材なので堅くて重くて大工さん泣かせですが(笑)
面白い素材感は、どこかモルタル天板のようにも見えます。

天井高さの他にもうひとつ、団地リノベで少し制限のある場所は、お水廻り。
D様のお家も、排水位置や構造壁などの兼ね合いで、お水廻りの大きな移設は叶いませんでしたが、
その分インテリアでイメージを一新するようなご計画となりました♪

▼洗面台はTOTOの実験シンク。シンプルながら、大きなボウルは洗濯やペットのお風呂としても活躍します。
奥に見えるのはトイレ。扉を取り払って洗面室に取り込むことで、少しでも空間を広く見せることができます。

▼お玄関は、もともとの洋室を取込み、広いシューズクロークを新設しました。
お玄関から見える二つの扉は、アンティーク品をお持込み頂いています^^
モルタルの風合いと露出配管、世界各地から集めた小物、アンティークペイントなドアと古材の素材感･･･
お玄関を入ってすぐに、お家の要素がプレゼンできるような、ステキ空間です♡

奥さまはデザイナーでいらっしゃるD様ですので、ディスプレイはもはやプロ。
“箱”はLOHAS studioでお作りさせて頂けますが、そこお施主さま各々の彩が加わって、
初めてお家が完成することを、改めて感じながらの撮影となりました^^

・
・
・

▼そしていつも、お施主さま以上に「良い写真」を撮ろうと全力投球して下さるOカメラマンには、もはやSpecial Thanksです…

「ここに座っていると、あっというまに時間が過ぎるくらい気持ちがいいよ」と、ダイニングのお母さま。
初めてお会いした時には既に、長くお暮しの思い出の詰まった「我が家」を、大胆にリノベーションすることにご賛同下さっていました。
完成したお家が、以前と同じくらいに落ち着けて、どうか好きな空間になりますようにと願いながら、
お打合せをさせていただいた事を思い出し、この日ようやくホットできたような、嬉しいお言葉でした＊

そんな完成を迎えられるように全力でサポートし、お考え下さった奥さまをはじめ、
ステキなD様ご家族に、感謝の気持ちでいっぱいでした。どうもありがとうございました！