家じゅうどこでも快適温度♪高断熱Passiv designの家・間もなく完成

LOHAS studio

佐々木笑美@OKUTA

2020/02/28

弊社が得意とするご提案のひとつ、「Passiv design」の考えをもとに計画する住宅。

高断熱・高気密で、根本的なお家のスペックを最大限向上させることで、
少しのエネルギーでお家全体をまかなえ、外気温に影響されない、快適空間を叶える作り方です。

エネルギーにはいくつか種類がありますが、光と風などの自然エネルギーを最大限活用することで、
電気やガスなど人口エネルギーの使用を最小限に抑えられる、
これからの時代にふさわしい、持続可能な暮らし方を叶えるお家です。

多くは、暑さ寒さの厳しい一戸建て住宅でご検討されるお客さまが多いですが、
この度マンションにお住まいで、Passiv designをご採用いただいたA様邸が、間もなく完工を迎えます。

広いルーフバルコニーがあり、南側の大きな窓からの眺望に一目ぼれして購入を決意されたマンションは、
私たちが初めてお邪魔したときにも、”これは納得”と思うほどの、素晴らしい景色と解放感でした。
その一方で、リビング上は上階のルーフバルコニーのため、太陽熱の影響を大きく受け、
南面の大きな窓からの、冷気･熱気にお悩みのご様子も伝わりました。

もともと地球環境に配慮した、非常にロハスなお暮しをされていたA様でしたので、
「持続可能なPassiv design」の考えに共感して下さり、
高断熱住宅を最大限に活用した、すべてのお部屋繋がる回遊空間をご計画くださいました。

▼玄関を入ると正面には小上り寝室。
両側に大開口の扉を付けて開け放てば、玄関からバルコニーまで繋がります。

▼玄関を入って右手には洗面脱衣室。
風通しとお使い勝手を優先し、扉を付けずに計画しています。
もともと段差があった水廻りですが、可能な限り解消しつつ、
どうしてもフラットにし切れない部分は、どこで段差を付けるのかを、一緒にお決めいただきました^^
小さな箇所ですが、これもご生活にフィットしたお家にするポイントのひとつです。

▼洗面室の奥に進むと、さらに別のお部屋が見えてきます。
次のお部屋への通路を利用して、片側にはクローゼット収納と、もう片側には小さな棚収納をしつらえています。
人が通過するだけの廊下を最小限にしたり、何か別の機能を持たせるというのも、最近では主流になる考え方。

▼もう一つのお部屋は、、バルコニー前に新設した「ランドリースペース」でした♡
オリジナルのアイアンバーを取付けて、日中お仕事の際中でも、安心してお洗濯が干せるようになりました。
バルコニーに面しているので風通しも抜群！
お気づきかも知れませんが･･･左側に見えるのは、最初にご紹介した小上りになった寝室。
良い風が入る夜は、窓を開け放してお休みになれるような計画になっています。

▼ランドリーエリアを抜けると、リビングダイニング・キッチンに繋がります。
大きな南向きの窓があるお部屋。
芸術的なインナーサッシの取付け方で、窓断熱を行った様子は、後日ご紹介させていただきます♪
玄関からリビングまで、ランドリースペースを通る”裏ルート”にも、
正面廊下を通る”メインルート”にも、空間を分ける扉がひとつもありません！
ですが、真冬にお引越をされたA様からは「とても暖かい家」とのご感想をいただき、
工事中から感じていたPassiv designの性能の高さを、スタッフも再確認させて頂きました。

高断熱住宅だから叶った、お部屋の隔たりが無い超回遊空間は、
もちろんA様ご家族のお使い勝手を優先して計画されたものですが、もうひとつ大きなご理由が！

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A様と一緒にお暮しの、6匹の猫ちゃんを想ってのものでした♡

扉が無ければ自由に走り回れ、猫ちゃん達にとっても暮らしやすい家になるはずだと、
常にお打合せの重要ポイントに置かれていました。

愛情深いAさまご家族と、一緒にお引越された猫ちゃん達は、新しいお家にもすっかり馴染んだようで、
ある日のかわいいお写真を、送ってくださいました^^
猫ちゃんが顔を出しているお部屋は、リビングに隣接する、こちらも扉の無い書斎。
また次回のブログで、詳しくご紹介させていただきます。

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