女子の住みたい部屋(株式会社OKUTA LOHAS studio世田谷店のブログ 佐々木 笑美@OKUTAのブログ)　リフォームのオクタ

2014/04/27

パリのアパルトマンって響き、好きな女子は多いのではないでしょうか。
私はついつい惹かれて、雑誌なら読み進めてしまいます。
こちらのお客様もそんな女子心をおおいにお持ちで、
熱く、擬音にあふれた、真剣で楽しいお打合せをさせて頂きました。

「好きな物 = パリのアパルトマン × レトロ」

ラフで、個性的なアイテムも入って、色も入れて、好きな物をたくさん詰め込んで………………でもかわいくまとまってる。
というのがアパルトマンというイメージの魅力的なところ。

木部もタイルも壁紙も色を入れさせて頂いた箇所はありますが、すべて黒を混ぜたような色で、トーンだけ合わせています。
色相が違ってもポップな印象になりにくい、小さな工夫です。
照明はアンティークガラスのレトロな物を、お部屋ごとに一つひとつ選んでいただきました。
ノブも全部違います。こういう小さなところが、お部屋の印象さえ左右する程の効果を持つこともあります。

「寝室入口のR開口には、ぶわっというレースのカーテンを掛けようと思うんです」
お打合せ終盤のカーテンのお話しの時そんな野望をお聞かせいただき、
「これだ！」という物に巡り合うまで、今もゆっくりお探し頂いています。

そんなお気に入りを大切に集めて、ひとつずつ積み重ねて、そうして出来上がる空間だから、
パリのアパルトマンて奥行きがあって、パワーがあって、独特な雰囲気を持っているのかも知れないと思いました。

これから年を追うごとにどんどん良い色に変わっていく無垢の床材も、きっとお部屋の良い味になってくれるハズです。
またお邪魔できる日を、楽しみにしております。ありがとうございました＊