無垢フローリングの家に6年間住んでみての正直な感想(株式会社OKUTA LOHAS studio新宿店のブログ 志水陽子@OKUTAのブログ)　リフォームのオクタ

2023/08/08

インテリアデザイナーとして、無垢のフローリングをおすすめしている毎日ですが、無垢フローリングは難しいイメージがありますよね。

『傷がつきやすそう・・・』

『お水をこぼしたらしみ込んでしまうのではないの？』

『お手入れしないといけない？』

などなど・・・。

実は私も無垢フローリングの家に住んでる人の１人。6年間住んでみての感想を、①傷　②汚れ　③手入れの視点からレポートしたいと思います。

①傷がつきやすいのか

無垢フローリングは傷はつきやすいです！
表面がオイル塗装の場合は木の表面そのものなので、木の柔らかさそのままに傷はつきます。

うちの家もこんな感じの傷がたくさん・・。


特に小さな子供がいるお家はあるあるかもしれないのですが、硬い床に硬いおもちゃを投げて遊ぶのが大好き（泣）
また、謎の乗り物も大好き（泣）


こんなのに乗って駆け回っています。

『傷は味になりますよ』といううたい文句があるかと思いますが、その通りだと住んでみて思います。
傷は入りますが、木が凹んでも金太郎飴のように同じ素材が出てくるので、正直あまり気になりません。
よー－く見ると傷だらけで、ショックをうけるのですがボロボロになっている感じありません。
賃貸に住んでいた時のシートのフロアは傷が入ると中の基材が見えてしまい気になっていたのですが、『無垢の傷は味』は本当だと思います。

②汚れやすいのではないか

汚れに関してですが、特に気にされるのがお水などをこぼした時です。
木というとしみ込んでしまう気がするのですが、こちらも傷と同様いろいろなものをこぼしまくっていますが、その部分だけシミになるということはないです。

我が家の無垢はオイル塗装ですが、水分もふき取ってあげれば特別汚れや水シミが気になるということはありません。

汚れているというとこんな感じかな。。？


ただ一点、木なので化学薬品系の洗剤などには弱く変色してしまいます。
私もお掃除していた時に強い洗剤が飛んでしまって、無垢フロアに落ちてしまったのですが、その部分は変色してしまいました。。

薬品をつかってガシガシ掃除したい人は無垢のフローリングは向かないかもしれません。

③お手入れが大変なのではないか

メーカーさんのお手入れ書を見ると１～２年に1回はオイルを塗りましょうとあります。
我が家もはじめは２年に１回オイルを塗装していました。真面目に。

でも子供が出来てかれこれ・・・３年くらいはやれていません。。

それでもとりあえずは大丈夫です！

オイルの塗装自体は、雑巾がけをする要領で塗れるので難しくはありません。

面倒くさいとすれば、
・家具をどかさないといけない
・乾かす時間があるので、家族がいない間に行わないといけない
というところでしょうか。

完全乾燥までに12時間・・などありますが、、実際そんな時間おけないので、おそらく6～8時間くらいで普通に生活してしまっています。
ちょっとべたつきますが大丈夫です。（大丈夫って何がって感じですが！ずぼらな私は大丈夫！）

本当は、２年に１回くらいかけてあげたほうが、より水分なども付きにくくお手入れもしやすくなるのだと思います。
我が家も今年はやろう・・・。

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こんな感じで、無垢フローリングといっても緩く付き合っていくことが出来ます。
無垢にしか出せない味わい深い風合いや、触れ心地を考えたら、私はもう一度家をたてるとしても必ず無垢フローリングを選択します。

胸を張っておすすめできる建材だと思っています。