光と風をコントロールする【LOHASstudioの新築】(株式会社OKUTA Archives sa078@OKUTAのブログ)　リフォームのオクタ

2016/07/27

LOHASstudioの新築プロジェクトには、太陽光や風を有効に取り入れる工夫がいくつも盛り込まれています。

今日はその工夫の一部をご紹介いたします。

 



近頃のような夏の強烈な日差しは太陽高度が高いため、深い庇を設けることで日射を回避します。

そのすることで、冷房器具にかかる負荷を抑えることにつながります。

逆に、冬の低い日差しはその熱エネルギーを有効に室内に取り込むために、南面に日射取得率の高い大きな開口部を設けています。

その結果、暖房をつけなくても過ごせる日が増えてきます。

更に写真のお家では屋根上に太陽光パネルを設置することで太陽のエネルギーを余すことなく利用しています。



 

室内建具にも工夫がございます。

LOHASstudio の新築は気密性、断熱性ともに非常に高いため、室内の風の流れを考えた計画がとても重要です。

写真は扉が着く前の室内引き戸です。上部に小さな開口がありますが、ここにも扉が取りつきます。

欄間と呼ばれるもので、引き戸を閉じた状態でも風の流れを生み出すための装置です。

 

このようにLOHASstudio の新築は、出来るだけ自然エネルギーを活用しようという設計概念に基づいています。