賃金上昇について

LOHAS studio

村井崇吉@OKUTA

2023/11/26

こんにちは。

2023年の賃金上昇、特に最低賃金が全国平均で1,004円と、過去最高の賃金を記録したそうです。

最低賃金は、最低賃金法という法律に基づいて、国が賃金の最低限度を定めて、会社などの使用者がそれ以上の賃金を払わなければならない制度。中央最低賃金審査会というところがあって、そこから示される引き上げ額を目安にしながら都道府県ごとに見直すというものです。

特定の業種や仕事に寄っての最低賃金の違いなどあるみたいですが、冒頭で述べた1,004円は地域別での平均だそうです。去年の平均額から43円あがって4.2％上昇したとのこと。ちなみに地域別では最高が東京で1,113円、最低が岩手県で893円だそうです。

2023年の春闘の賃上げでは、3.58％とこちらも高い上昇率だったそうです。

23020636
とは言っても実際の給料が上がったと感じている人は（私もそうですが）少ないようです。多分物価が上がって必要なものを買うだけでお金が無くなってしまうからですね。

厚生労働省が発表する「毎月勤労統計調査」によると、正社員の給与は前年同月で数カ月比較しても2％行ってない中、物価上昇率は前年比＋3.1％と、統計上でも増えた給料よりも使うお金のほうが多い結果です。

結局家計は苦しい状況が続いているということですね。

これからマイホームを検討される方には、家計の中での住宅に支払う部分を全体的なライフプランから考えて予算を設定されることをおすすめします。特に住宅ローンは長い期間の支払計画になります。この数年の物価上昇など、想定外の出費にも対応できるようなプランが望ましいですね。

こういった試算もご相談いただけますので是非お申しつけください！

ではまた！