去年と違う年末調整(株式会社OKUTA LOHAS studio 大宮店のブログ 村井崇吉@OKUTAのブログ)　リフォームのオクタ

2025/10/30

こんにちは。

もうすぐ11月ですね。サラリーマンの方はそろそろ年末調整の書類が配られますね。


年末調整は会社が毎月予想して給与から天引きしていた所得税を1年間の収入が固まるタイミングで微調整するもの。基本足りなかったから追加で払ってくださいということのないように少し多めに天引きしています。またその結果を会社のほうで代わりに税務署に申告をしてくれるので、そこで所得税から控除できる項目も確認したりします。

配偶者がいる方はその配偶者の所得だったり、扶養家族がいればその分だったり、特定の扶養者だったり障害持たれている方だったりと、ご家族の条件で控除額も変わってきますね。確定拠出年金や生命保険、地震保険に加入している方もその支払い分から控除を受けられます。住宅ローンで家を買っている方は10年間は控除が受けられますが、2回目からはこのタイミングで申請をします。

この書面を毎年記入していると思いますが、実は去年より基礎控除の額が増えています。去年までは1805万円以下の年収の人はほぼ皆さん48万円だったのに対し、今年から年収2350万円以下で58万円～95万円まで控除額が収入に応じて変わっています。配偶者特別控除の計算をする際の給与所得控除も金額が変わっていました。これはいわゆる年収の壁の上限金額があがったことによるものですね。おそらく記入する書面に全部書いてあるのでその金額を見れば大丈夫なようになっていますが、去年の数字を参考にすると間違えてしまう場合もあるので気を付けましょう。

ということで、手取りが増えるといっていた政策を実感できるタイミングはこの年末のお給料になるのかなというところですね。

寒くなってきましたが、皆様の懐が温かくなるような景気に期待し、また我々も家計に負担の少ない計画を考えていきたいと思います。

ではまた！