国税庁、地価大幅下落で路線価を初補正(株式会社OKUTA Archives sa118@OKUTAのブログ)　リフォームのオクタ

2021/01/30

国税庁が地価の大幅下落地点に対し、初となる路線価の補正を行う事を発表しました。
対象は大阪市中央区心斎橋筋2丁目、同区宗右衛門町、同区道頓堀1丁目の3カ所。
新型コロナウイルスの影響で、時価の概ね80％に設定されている路線価を
下回る地点が出始めたことに対応するためだそうです。
インバウンドの恩恵を強く受けていたエリアが補正の対象となったそうで
補正地点は今後も増える見通しだそうです。

補正第1弾となった大阪3カ所に加えて、7～9月時点で地価が1月から15％を超える
下落している地点が既に出ており、国税庁は以下のエリアについても「補正の可能性がある」としています。

補正の可能性がある地点と1～9月の地価変動率＝名古屋市中区錦3丁目（△16％）
大阪市中央区千日前1・2丁目（△19％）、同・道頓堀2丁目（△19％）、同・難波1・3丁目（△19％）
同・難波千日前（△17％）、同・日本橋1・2丁目（△17％）、同・南船場3丁目（△17％）。

関東の「日本橋」でも補正の可能性が発表され、今後さらに広がりを見せるかもしれませんね。
コロナの影響は路線価にも影響が出始めています。