10年固定金利の引き上げ(株式会社OKUTA Archives sa119@OKUTAのブログ)　リフォームのオクタ

2022/02/06

国債などの長期金利が6年ぶりの高水準となる中、

大手都市銀行では、10年固定の住宅ローン基準金利の引き上げを行いました。

 

三菱UFJ銀行が3.39％から3.49％へ

三井住友銀行が3.4％から3.5％へ

みずほ銀行が2.75％から2.8％へ

 

住宅ローンの固定金利は金融市場の長期金利の動向に影響を受けるかたちとなりますが、

アメリカに端を発した金融引き締めによる長期金利の上昇が、日本の住宅ローン金利の上昇につながったようです。

 

実際には各銀行ごとに設けられた優遇金利を受けられれば、これより低い金利が適用されるため直ちに慌てる必要はありませんが、

首都圏マンション価格はバブル経済期並みに高騰し、住宅価格は過度なインフレ状態にある中、

これが住宅価格や住宅ローンの変動金利に波及するかどうかは、今後の日銀の政策金利や金融機関の動向に注目する必要がありそうです。