Curiosity is my compass …③(株式会社OKUTA LOHAS studio松戸店 細谷瑛莉@OKUTAのブログ)　リフォームのオクタ

2025/05/26

「わたしという人間について」シリーズ。
好奇心の芽生えから、今へ続く道のりを書いてきました。
“好奇心”編は、今回で一区切りです。

前回のお話で、好奇心という“小さなアンテナ”を立てたわたし。
あの頃からずっと、私は新しい視点や価値観に出会うと、心が動くのを感じます。

旅先で見た景色、人との会話、誰かの仕事のやり方、まったく別の分野の考え方——
“自分の中に無かったもの”に触れると、また新しいアンテナが立ったり、
既にあったアンテナが、さらに枝を増やしたりするような感覚があります。

最近も、わたしを大きく変える出会いがありました。

前職を退職したあと、わたしはハワイ島へ旅に出ました。
ハワイ島は、20代の頃に読んだ本の中で「世界で一番、星が見える場所」と紹介されていて、いつか行ってみたいと願っていた場所でした。
（とはいえ若い頃は、時間のかかるヨーロッパやアメリカ方面を優先して旅していたため、ハワイ島は後回しになっていて。ずっと、チャンスを伺っていた旅先のひとつでした。）

そんな旅の中で、偶然出会ったひとりの女性。
彼女はセドナという土地で、自然と共に暮らしている人でした。
そのとき交わした会話、彼女の纏う空気、生き方に触れたことで、
「こんなふうに、世界とつながりながら生きている人がいるんだ」と、新しい扉が開いた気がしました。

もっと話してみたい、もっと知りたい——
その気持ちに導かれるように、今度はセドナを訪れました。
彼女との出会いが、わたしをセドナの大地へと導いてくれたんです。
(セドナでも、本当にたくさんのことがありました！が、その話はまた改めて。)

行動することで、今まで知らなかった世界を知る。
そこに身を置いたからこそ気づけたことがある。
世界はそんな出会いや発見に満ちていて——
それこそが、わたしの生き方なのだと、あらためて思えた出来事でした。

不動産の仕事も、出会いの連続です。
お客様それぞれの想いや価値観にふれ、
「どうしたらこの方にとってベストな選択になるだろう？」と考える。
そのプロセスは、まさに好奇心が原動力。

この先も、知らないことに臆せず飛び込んで、世界を広げ続けていきたいと思っています。

ここまで読んでくださり、ありがとうございました。
それではまた！