LOHAS studio
yuzo_sakai@OKUTA
2016/04/01
先のご案内した「ハウス・オブ・ザ・イヤー・エナジー2015」優秀賞の授賞式に、
霞ヶ関ビルまで行って来ました。
受賞者は全国から参加され、とても重たい緊張感の中で開催され、
賞状と盾を頂いて来ました。

賞状授与は建築研究所:理事長の坂本雄三先生
東京大学教授時代からのユーモラスで知的なお姿は健全で、お元気でした。

「passiv design」の取り組みが新たに評価をされました。
本財団法人は国土交通省より所轄により、国土において環境負荷の低減や省エネルギー性など、
地域開発を主体とする調査・研究等を行っている団体です。
http://www.jcadr.or.jp/HOYE/
http://www.jcadr.or.jp/HOYE/house-2015top_result.html

本大会の最高顧問である都市開発を専門にされている建築家:伊藤 滋先生の講評です。
戦後の一般住宅の敷地は、100坪で木造軸組の平屋住宅を基本とするはずが、
経済成長と共に住宅が工業化になり、あれよこれよで100㎡になり、二階建ての小さな住宅になってしまったとのこと。
構造的にも温熱環境性能も不十分であり、何よりもゆとりの無い間取りスペースが強いられ、
豊かでゆとりの無い生活の暮らしぶりが見られると話されていました。

確かにおっしゃる通りですね。
郊外に行くと先生が言われているような住宅を沢山見掛けます。
重厚長大の資材がふんだんに使用され、頑丈でありながらメンテナンスさせ施せば、
百年単位の耐久性があります。間取りも広く空間に余裕があるから、ゆとりがあって快適さを感じます。
家の中の温度差も生活範囲が小さくなり、健康面への影響や結露などで家を傷めることに繋がります。
ぜひ、passiv designの家造りを参考にして見て下さい。
そして、今回の受賞に大きく貢献してくれた、本部:設計課の若きエース!大谷くん。
皆様の現場でも活躍しておりますので、どうぞお見知りおきをお願いいたします。

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