LOHAS studio
森孝浩@OKUTA
2025/12/10
12月の始まりを告げるように、今年も大宮の酉の市が行われています。
大宮氷川神社の周辺は、夕方になるにつれ提灯が灯り、どこか懐かしい昭和の縁日の空気。人の流れと屋台の香りに包まれて歩いていると、自然と気持ちが温まります。
境内へ進むと、威勢のいい「よ〜っ!商売繁盛!」の掛け声が響き、熊手商の皆さんが次々と参拝者を迎えています。色とりどりの熊手がずらりと並び、その華やかさはまるで小さな宝船のよう。毎年デザインが少しずつ違うため、「今年はどれにしようか?」と選ぶ時間も楽しみの一つです。
家内安全、商売繁盛、健康祈願…。
多くの人がそれぞれの願いを胸に熊手を手にし、手締めで締めてもらう瞬間は見ているだけで気持ちが引き締まります。
屋台も豊富で、焼きそば・たこ焼き・りんご飴など王道メニューに加え、最近は韓国グルメの屋台も増えて賑やか。寒い夜に飲む甘酒は格別で、体の芯までじんわり温まります。
年の瀬が近づき、慌ただしい日々が続きがちな12月ですが、酉の市は「今年もあと少し、頑張ろう」と背中を押してくれるような、そんな温かい時間でした。
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