LOHAS studio
塩澤 克敏@OKUTA
2021/01/13
みなさま、あけましておめでとうございます。
本年もよろしくお願い致します。
昨日は、とても寒い1日でしたが、深谷市の新築工事の
地鎮祭を執り行いました。
地鎮祭とは、建築工事・土木工事を始めるにあたって、その土地の
氏神を鎮め、土地を利用させて頂くための許しを得る為の儀式で、
安全祈願を目的に行われます。
地鎮祭って耳慣れた言葉ではありますが、具体的に何をするのか?
また、何か用意するものがあるのか? など、実際、自分が行う
立場になると不安もあると思いますので、本日は、簡単に地鎮祭に
ついて、ご紹介をしていきます。
もちろん、地方や、神社さんなどやり方はいろいろあるのですが、
これから新築をご検討頂いている方の参考になればと思います。
【地鎮祭にあたって準備するものは?】
・地鎮祭を執り行う為の地縄張り[立てるところにお家の外形を表した縄を地面に張ります]
や、祭壇の準備は当社や、神主さんの方で行います。
・お施主様にご用意頂くものとして「お清めの品」「お供え物」と「初穂料」がございます。
「お清めの品」と「お供え物」については、神主さんがご用意して下さる場合も、
ある為、事前に、当社の担当者にお問合せ下さい。
用意するもの
詳細
米(一合)
・洗米して一晩乾かしておくこと
神酒(一升)
・日本酒(一升瓶)を用意する
・地鎮祭用として蝶結びののし紙を付ける
塩(一合)
・特に銘柄などに決まりはない(敷地のお清め用)
水(一合)
・水道水でも可(ペットボトルが便利)
野菜(3~5種) ※各1~5個程度
・地面の上にできる野菜(ナス、キュウリなど)
・地面の下にできる野菜(ニンジン、イモなど)
海の幸(3種)
・尾頭付きの魚、昆布、スルメなど
果実(3種)
・リンゴ、みかん、イチゴ、ぶどうなど
※「初穂料」については、お施主様から神主さんへお渡し頂くものですので、
お施主様からご用意ください。
【祭壇の様子】

【当日の流れ】
式次第
内容
①修祓(しゅばつ)の儀
祭壇や参列者をお祓いして清めます。
②降神(こうしん)の儀
祭壇に神様をお招きします。
③祝詞奏上(のりとそうじょう)
工事の安全を祈願し、祝詞を奏上します。
④四方祓(しほうはらい)
敷地の四隅を祓い清めます。
⑤地鎮(じちん)の儀
その土地の永遠の安定と工事の安全を祈願します。一般には設計者が刈初(かりぞめ)、施主が穿初(うがちぞめ)、施工者が鋤入(くわいれ)を行います。
⑥玉串奉奠(たまぐしほうてん)
玉串(榊に紙垂をつけたもの)を捧げて拝礼していただきます。
⑦昇神(しょうじん)の儀
降神された神様にお帰り頂きます。
⑧神酒拝戴(しんしゅはいたい)
お供え物の神酒を全員で飲む
もちろん、お願いする神社や神主さんによっても、変わってくるかと思いますが、
おおむね、このような流れで進むことが多いです。
神主さんが、説明をしながら進行してくれる為、知らなくても心配ありません。
お施主様に行っていただくのは ⑤地鎮(じちん)の儀 と、⑥玉串奉奠(たまぐしほうてん)
になります。
【地鎮の儀の様子】
今回はご主人様に刈初の儀を行っていただきました。
砂の山に立ててある、笹を「エイ、エイ、エイ」と掛け声をかけて
頂きながら、刈り取って頂きます。穿初と鋤入も同様で、
掛け声を掛けながら、鍬(くわ)と鋤(すき)で砂山を
均して頂きます。
あまり経験されることが無い神事なので、出来るだけお施主様に
ご参加頂くようにしています。
【玉串奉奠の様子】

これはお施主様から順番に、参列者全員が、榊(さかき)を祭壇に奉納します。
一礼して、祭壇の中に入り、榊を納めます。
その後、二礼、二拍、一礼をして、安全を祈願します。
【最後にみんなで記念写真】

これから工事が着工となりますので、安全第一にお施主様にご満足いただける
ように工事を進めてまいります。
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