大谷石文化(LOHAS studio Blog 洞谷 彩@OKUTAのブログ)　リフォームのオクタ

2023/11/22

先日、栃木県宇都宮市にある大谷石資料館に行ってきました。

大谷石文化は日本遺産に認定され、宇都宮駅から大谷石資料館に行くまでの道のりには

神社仏閣や蔵、住居など数多くの文化遺産を見ることができます。

 

大谷石資料館に入ると、すぐに神秘的な巨大空間があります。


 

大谷石は１５００～２０００万年前の火山灰の物質で、軽くて加工が容易で火に強いので

蔵や外壁に広く使われています。

昔は１個あたり約５０㎏の塊にカットして、それを背負って運んでいたそうです。

 

 


 

外とつながる空間もあり、光が差し込む空間も幻想的です。

 

 


 

大谷石には「ミソ」と呼ばれる茶色い斑点のような模様があります。

これは、火山灰に不純物が混ざって固まったものということですが、

この「ミソ」が意外と大谷石の表情を彩り作り上げているように感じました。

 

 


 

神殿のような空間は、多くのミュージックロケなどに使われるそうで、

米津玄師の「馬と鹿」やBUMP OF CHICKENの「Gravity」などがあるそうです。

 

確かにこの幻想的空間で歌う歌は音も響き気持ちよさそうですし、聞いてみたいものです。