大谷石地下採掘場跡を訪ねる(株式会社OKUTA Archives i028@OKUTAのブログ)　リフォームのオクタ

2017/05/08

新緑の美しい季節になりました。

5月は気候がいいので、つい外へ出かけたくなります。

先日、すこし足を延ばして「大谷資料館」へ行ってきました。



 

大正から昭和にかけて大谷石を採掘してできた地下空間は2万㎡におよび、巨大な迷路のようになっています。

見学で入れるのはその４分の1ほどなので、実際にいってみるとどれだけ広いかが想像できます。

その巨大遺跡のような大空間は、いまでは撮影現場や劇場として使用されているそうです。



 

その日の地下内の気温は９℃ほど、、ひんやりとしていました。



 

壁に見えるボーダー状の模様は採掘した際についた跡。

当時は手掘りで石を採っていたというので、丁寧に作業されていたことがわかります。



 

大谷石はフロンクロイドライトが帝国ホテルに使用したことでも有名ですが、

そのざらざらとした表面や、素朴な色合いは温かみがあって、親しみやすい雰囲気があります。

多孔質でやわらかく、加工のしやすい石材のようです。



 

次は明治村のライトの建築を見に行きたくなりました。