家づくりのご要望・目的
<2014年度ジェルコ(JERCO)デザインリフォームコンテスト 関東甲信越支部大会 入賞>
昔、診療所だった建物を住宅として利用されていたK邸。
住居用の施工ではなかったため、昼でも暗く、冬場など寒い室内にお困りでした。
また同居のご両親とは別にキッチンを設けたいという希望もあり、リフォームを決意されました。
昔、診療所だった建物を住宅として利用されていたK邸。
住居用の施工ではなかったため、昼でも暗く、冬場など寒い室内にお困りでした。
また同居のご両親とは別にキッチンを設けたいという希望もあり、リフォームを決意されました。
施工事例 ビフォー・アフター
ホールのつきあたりに、納戸状態の“もったいない”空間がありました。
空間を俯瞰で捉えた担当者は、荷物が置かれたその場所とリビングを一体化した部屋を設計しました。
収納性を備え、空間を有意義に使った、広々LDKの誕生です。
インテリアにご興味のあるご主人様からは、内装の雰囲気や収納面に関するアイデアを数々ご提示頂きました。
インテリア雑誌を参考に、担当者は全体イメージをK様と共有です。ご要望のイメージに沿った室内デザイニングを、惜しまず盛り込みました。特筆すべきは、こだわり抜かれた『見せる収納』で、実用的かつ意匠性が高い仕上がりとなりました。
寒かった室内対策には、断熱材「セルロースファイバー」を選択しました。
生活の中心となるLDKを、床と壁をセルロースファイバーの断熱でしっかりと包み込み、窓は断熱サッシと交換です。
壁面は珪藻土。丹念に塗り重ね、寒さ改善に空気環境の向上もプラスされました。
室内環境の向上と足並みをそろえ、室内デザイン・インテリアもセンスアップ。
お気に入りの写真を飾っていた棚のスペースは、しっかり確保です。
窓の再計画にも取り組みました。
人通りの多い道路からの視界を遮りながら、十分な採光を確保しています。
木の質感を生かしたファサード(建物正面の外観)は昔病院だったとは思えない、ラグジュアリーな印象に刷新しました。
玄関には広いスペースを有効活用した大容量の
シューズクローゼットを施工しました。
より広く魅せるため、玄関引き戸はミラー付という細やかさです。
歩いて入れる玄関続きのこの空間には、郵便受けも設置しました。
室内ですので風雨の心配なく、
部屋着で気兼ねなく郵便物を受け取れます。
郵便受けの上には小窓も設置。便利な丁度良い高さです。
調理台の背後に窪みを造り、
食料や備品置き場として大活躍のパントリーを設けました。
天井高くまでコの字型の棚を造作しています。
パントリーを出た左右は食器カウンターや冷蔵庫。
調理をする人の動きを考えた、動きやすい配置です。