LOHAS studio
岡部 咲@OKUTA
2025/11/10
私の住む**山北町の流鏑馬(やぶさめ)**は、神奈川県指定無形民俗文化財に登録されています。
秋の澄んだ空気の中、地元の方々が守り続けてきた伝統行事を見ることができ、胸が熱くなりました。

以下、山北町公式サイトより引用:
山北町山北の宮地に所在する室生神社に伝わるもので、起源は源頼朝の石橋山挙兵の際、平家方に味方したため領地を没収され、斬刑に処されるところであった**河村義秀(かわむらよしひで)**が、鎌倉で行われた流鏑馬の妙技により刑を免ぜられ、旧領に復帰できたという故事(『新編相模国風土記稿』『吾妻鑑』)によるとされています。
故事では鎌倉で流鏑馬が行われたのは建久元年(1190年)なので、義秀が旧領に復帰した翌年から「室生神社の流鏑馬」が始まったとすれば、現在まで約800年余り続いていることになります。
農家の人々により受け継がれていた時期もあり、かつては的の当たり矢によって翌年の稲作を占う神事としても行われました。三つの的は、一の的が早稲、二の的が中稲、三の的が晩稲のできをあらわしました。
この流鏑馬の最大の特徴は、在来馬を使い、2頭立てで約270mを疾走しながら3つの的を射抜くというスタイル。
全国的にも非常に珍しく、見応えのある神事です。
勇壮な掛け声とともに馬が駆け抜ける姿に、沿道の観客から歓声があがりました。
来年もまた、この伝統が続いていくことを願いながら、地元の文化の豊かさを改めて感じた1日でした。
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