「『いい質問』が人を動かす」を読んでみた(株式会社OKUTA LOHAS studio吉祥寺店のブログ 森内須弓@OKUTAのブログ)　リフォームのオクタ

2021/09/20

こんにちは。森内です。

今月の主体的課題図書

「いい質問」が人を動かす　です。

 


 

こちら、一般的には、リーダー論であったりする自己啓発の部類なのでしょうか・・・。

ただ私がこの本に興味を持ったのはその点ではなく、普段の業務的なところでのヒントがあれば、と、

 

LOHAS studioでの不動産相談の一番の目的は「素敵な暮らしを創造してもらうこと」です。

その為の手段として、不動産を紹介してご購入をいただく、そしてその先にリノベーションなどでの家づくりがございます。

その為に、不動産購入に向かってのアドバイス・ご提案をさせていただく場面が多々ございます。

 

ただ、やはり「不動産購入」＝「危険。騙される」というイメージがある方も多くいらっしゃいます。

 

「絶対こちらの方がよい！」とプロとして判断できていても伝わらない場面があって、それが歯がゆく思っていました。

今回こちらの本を読んで、なんとなく体感していた感覚が間違いではなかったのだということが理解しました。

人は他人から命令されたことに従いたくないが、自分で思いついたことには喜んで従う。
人を説得するときは、説得していることを悟られないようにし自分から思いついて決断するように仕向ける。
１）相手の意見を尊重する
２）相手の立場に立ち、どうすれば相手が望む結果が得られるか考える
３）相手に答えを出させる。

もちろん、上記をよりスムーズに行う為のテクニック的なところもあり、そこは非常に参考になります。
※本当はこのあと、もっと誘導系もあるのですが、私に必要なのは上記３つなので

 

また、後半は自分への質問をすることで自己成長につなげていくという内容も。
これは期待していなかった部分ですが、よかったです。

 

平易な文章ですっと頭に入ってきますし、割と実践しやすい内容です。
一般的なコミュニケーションにも役に立つと思います。

良い本でした。