「頭金」は必要？(株式会社OKUTA LOHAS studio 大宮店のブログ 平山 伸太郎@OKUTAのブログ)　リフォームのオクタ

2020/10/21

こんにちは！平山です。

 

お住まい購入のご相談を受ける時に良く聞かれるのが、

『頭金ってどのくらい必要ですか？』というご質問です。

 

このご質問をされる方は、

｢頭金は購入価格の２割から３割は貯めておいた方が良いと聞くのですが・・｣

ともおっしゃいます。

この２割から３割ってどこで聞かれましたか？とお尋ねすると

大抵は親御様からお聞きしている様です。

 

実はこれは、恐らく背景に最低２割の頭金を準備していないと、

住宅ローンを借りる事ができなかった時代があったからかと思います。

 

以前・・・というよりはひと昔前と言っても良いでしょう。

住宅ローンの貸し出しは、原則、購入価格の8割までとされており、必然的に頭金が

２割必要とされていました。

その名残があり、そのようにアドバイスされる事があるのかもしれませんね。

 

しかし、現在は購入価格＋購入にかかる諸費用、更にリフォーム費用まで、

低金利の住宅ローンで組む事が可能になりました。

 

賃貸住まいで頭金を貯める場合、仮に月々１０万円の家賃だとすると、

頭金を貯めながら一方で、年間１２０万円が払いっぱなしになっています。

もし、月々１０万円が住宅ローンの支払い分だとしたら、、

ご自身の資産に１０万円をお支払いしながら貯蓄をされ、その貯めたお金を、

住宅ローンの繰上げ返済に充てる事で、ローンの支払い総額も少なくなりますね。

 

もちろん、返済比率(年収に対する年間返済額の割合)基準やライフプランに応じた

支払い計画を立てる事は必要になります。

購入を優先して、あまりにもデタラメな計画でローンを組んでしまい、後々ローン返済が

苦しくなってしまうようですと、それはそれで困りますよね。

 

お住まいを購入することはゴールではありません。

ご家族の生活を幸せにする為のアイテム、手段です。

 

今、購入される事、貯めてから購入される事、ご自身にとってどちらが得なのか？

どちらが幸せに暮らす事ができるのか？

 

もしお悩みであれば、ぜひご相談下さい！