LOHAS studio
平山 伸太郎@OKUTA
2025/04/28
こんにちは、平山です。
日本のトイレにはウォシュレットが付いているのがすっかり定着していますね。いわゆる洗浄便座。普及率は80%以上だそうです。
洗浄便座=ウォシュレットの呼び名で定着していますが、このウォシュレットはTOTOの商品名です。 (私が子供の時に、食器用洗剤を全て“ママレモン”と呼んでいたのと同じでしょうか・・・お分かりになる方いますかね~)
このウォシュレットはTOTOが開発し、日本国内に広めたものなのですが、実は発祥は日本ではなく、痔を患った人のために、アメリカに「ウォシュエアシート」という洗浄便座が1964年からあったそうです。ただオーブントースターなどの部品を使って温水を作っていた事で、温度のコントロールがなかなか出来なかったそうです。 また医療用だったのでアメリカでも一般家庭にはあまり普及していないようです。
そのウォシュエアシートをヒントにTOTOが研究を重ね改良し、日本国内に普及したわけですね。因みにウォシュレットを開発する前は、ウォシュエアシートをTOTOが輸入販売もしていたらしいです。
普及によって、痔の患者も激減したそうですね。
この便利なトイレ、実は海外ではあまり普及していないようなのですね。 トイレに電源を引いていない国が多く、使用できる場所が圧倒的に少ないのが要因との事です。
ただやはり清潔には使用したいものです。そこでイタリアなどではトイレに2つ便器があります。
イタリアに行かれた事のある方は、ホテルのトイレがこのようになっているのを見られたと思います。 右側は便器で、左側がいわゆるウォシュレット的なものなのですね。
ただウォシュレットの様に水圧で洗うのではなく、お湯を貯めてお手てで洗ってください。。アナログです。 で、どちらかというとビデ用なので、男性は使わないそうです。というよりは男性は使わないでくださいが正解なのかもしれません。
トイレ事情も色々と国によって違いますが、海外に行って分かる事は、日本のトイレは物理的にも環境的にもとても優秀だと思います!
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