家づくりのご要望・目的
築21年が経過したお宅は「暗い」「寒い」「老朽化が心配」…と不安が多いことから、リフォームを決めたI様。以前はあまり家に手をかけられなかった事もあり、性能面から間取り、デザインまで一新し、今回は自分達が快適に暮らす為にはどうすればよいのか、家に遊びに来た人たちが喜んでくれる為にはどうしたらよいのか、徹底的に考えたリフォームとなりました。
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施工事例 ビフォー・アフター
暗かった1階には吹き抜けを設け、窓の大きさや数を変更。これによって1階のすみずみまで光が行きわたります。
また、断熱材や断熱サッシを採用し家中の断熱性を大幅にアップしたので、家中どこにいても室温が変わりません。
ライフスタイルに合わせて、水廻り動線・細かく分かれていた間取りも大幅に変更しました。柱や壁を取り払い実現した広い1LDKは、圧迫感のない伸びやかな空間に仕上がり、たくさんの親戚やお友達が来ても1つの空間で皆が楽しめるように。
I様が好きなアメリカ西海岸のスタイルと、自然素材の珪藻土や無垢材が調和した、訪れる人も居心地の良い、こだわりの住まいが誕生しました。
【ただのリフォームではなく、1歩踏み込んだリフォームを】
イメージ通りのリフォームはもちろんのこと、さらに深く掘り下げたリフォームをご希望されたI様。そこで担当デザイナーが提示したのは、自然の力を活かす「passiv design」(パッシブデザイン)リフォームでした。
ドイツの住宅性能と北欧のデザインやアイデアを取りいれた世界水準の家づくりを実現する「passiv design」。光と風の入り方や断熱性など、家そのものの性能を最大限活かせるよう綿密に設計します。
デザインは人それぞれ好みによって分かれますが、性能は誰もが良さを体感できるため、住宅そのものの価値も向上することになります。I邸はQ値1.48というドイツのパッシブハウス基準に相当する断熱性能で、四季を通じて心地よい空間を実現しました。
【「Family Base」―大切な仲間達が集う、「ベース」となるように―】
I様は、親戚や仕事仲間、友人たち、家を訪れる人が楽しめる空間にしたいと考えていらっしゃいました。大人から子どもまで楽しめるテーマパークのように、遊び心いっぱい散りばめたガレージ。ガレージ2階の収納庫は小さな扉から二階の寝室へと繋がっていたり、玄関の鏡扉を開ければガレージへつながっていたりと、まるで秘密基地のようです。先祖代々の写真が並ぶギャラリースペースやライブラリーコーナーも、訪れた人に喜んでいただきたいという想いから。
「Famiry Base」と名づけられたお家は、大切な仲間たちがこの家に集い、楽しい時間や考えを分かち合う中心となる場所という意味がこめられた通り、たくさんの人が集まり、賑やかな声が絶えないお家になりました。