家づくりのご要望・目的
セカンドライフを見つめて 夫婦と母と猫と、家族全員が快適な住まいづくり
定年退職まであと数年……あらためて今後の暮らしを見直したT様。
先に続く夫婦のセカンドライフ以外にも、高齢のお母様の健康面や、飼いはじめてから愛しくてたまらない猫ちゃんのことも気になります。
そこで家族みんなが安心して暮らしていくために、今のうちにリフォームしようとお考えになりました。
T様が頭に思い描くのは、お母様と猫ちゃんを見守れる明るく広く温かなお住まい。
そして使われなくなった子ども部屋を趣味の部屋にすることでした。
ご家族全員がこれからの人生をもっと漫喫できるような、居心地の良い家を造ってゆきます。
施工事例 ビフォー・アフター
明るく・広く・温かく。家族を見守れるLDKへ
まずは縁側を取り込んで、ご家族が集まれるLDKの広さを確保しました。
使いづらいとお悩みだったL字のキッチンはアイランドタイプへ変更し、回遊できる間取りへとチェンジしています。
元々キッチンがあった場所には大型のパントリーを設置して、家事が楽になるように収納計画を見直しました。
お母様の寝室兼和室が南面にあるため、和テイストの建具をアクリルで造作して、南からの光をキッチンに注げるように。
キッチンからはLDがよく見渡せるので、料理をしながらご家族の様子を見守ることが叶います。
窓にはインナーサッシを取り入れることで断熱・遮音性も格段にアップ。
夏は涼しく冬は暖かく、季節を問わず快適な温度で過ごせるようになりました。
小さな家族にも嬉しいリフォーム
T様邸のテーマは「猫との暮らし」。ペットも大切な家族の一員です。
LDKの壁一面には高低差をつけたキャットタワー&ウォークを設置して、猫ちゃんが楽しむ姿を眺めることができます。
また前に一度、猫ちゃんが外へ逃げてしまった経験のあるT様は扉の開閉にとても気を遣われていました。
そこで玄関とホールの間に引き戸を採用して、猫ちゃんの飛び出し防止に。
同時に玄関から入りこみやすい冷気の遮断にもなり、一石二鳥です。
場所に悩みがちなペットのトイレは、LDの収納部分に専用の場所を設けました。
換気扇の場所も考慮して、快適に過ごせるように工夫しています。
本場さながらの工房で、趣味を愉しむセカンドライフ
持て余していた子ども部屋は、T様念願の趣味を愉しむスペースへと変身。
天井を抜いて高さを出し、梁を現わしにしてミディアムブラウンに塗装、更にヴィンテージ加工をほどこしました。
他の部屋とは趣きの違った、インスピレーションの湧きそうな「工房」の完成です。
■施主様の声
広く1つになったLDKも柱等家の構造で程よくゾーニングされ、家族のコミュニケーションも取りやすく居心地が良い。
猫の愛らしい姿を見守りながら家族と談笑し皆で過ごせる空間となった。
これまで仕舞いこんでいた雑貨や美術品を飾ったり、趣味の部屋「工房」で絵画や楽器演奏など楽しんで暮らしていけそうです。