家づくりのご要望・目的
その実現にむけ、中古マンションを購入されました。
リフォーム済で、室内はとてもきれいなマンションでした。
ですが好みのデザインとはいえず、どこかありきたり。キッチンや収納の少なさにも物足りなさを感じていました。
もともとリノベーションを前提に考えていたI様は「自分たちらしいスタイルの住まいにしたい」と LOHAS studioへご相談に来られました。
I様が大事にしたかったのは、自然素材をふんだんに取り入れたナチュラルな雰囲気と、ご旅行先で目にする海外のようなインテリアです。
なかでもヴィンテージ感を醸す、カリフォルニアンテイストがお好みでした。
室内デザインのほか、キッチンやカウンターなどの使いやすさ、不満のあった収納力の改善も課題となります。
「気に入った空間づくり」を目指して、I様ご夫婦と二人三脚のリノベーションを開始しました。
施工事例 ビフォー・アフター
I邸の特徴は、ヴィンテージ感とキレイ色がバランスよく配色された、カリフォルニアンテイストの爽やかな室内です。
OKUTAオリジナルの建具や壁に、ブルーやイエローのカラーリングを施しました。
天井や床は自然素材の無垢材や珪藻土をベースに、素朴で味わいのあるタイルを要所に採り入れています。
カラーを決める際には、I様に塗料専門店「カラーワークス」社のショールームにお運びいただきました。たくさんのサンプルからひとつひとつ色を選ぶ作業は大変ですがI様らしさ溢れる家造りに欠かせない工程でした。シンプルな内装の中古物件が、みるみる表情を変えて行きます。あえて粗めに塗装してヴィンテージ感をだした室内は、味わい深い空間となりました。
リフォーム済であったことから、既存を活かせる設備はそのまま利用しました。
特にキッチンは、壁をタイル張りにする・棚を取り付けるといった小さな変更でイメージを変え暮らしやすさを向上させました。
収納計画としては、動線を邪魔していたカウンターを移動して、家電収納とテーブルを兼ねたカウンターを新しく造作。洋室のウォークインクローゼットを一部キッチンに取り込んで、パントリーとリビング収納を設けました。
「パントリーはすごく重宝。暮らしてみて、きめ細かいプランニングを実感します」とご満足いただけたご様子です。
もうひとつの洋室の一部を使って、大容量のウォークインクローゼットも新設し、収納力不足が一気に解決されました。
I様は「間取りは変えようがないから」と、当初は思っていたそうですが、
増築や大幅な間取り変更をしなくても“家が広くなった”と感じる、自分らしい空間づくりを作ることができました。
自然を感じさせる木の素材と、色タイルをセンスよく組み合わせた
「カリフォルニア」風のインテリアデザインです
海風にさらされた爽やかなヴィンテージ感を
白のアンティーク塗装で見事に再現しました
海岸リゾートのような、リラックスできる癒しの室内空間です
海外から集められた雑貨の映える、こだわりのデザインです
お部屋1つずつにテーマをもたせたI邸
色鮮やかな扉は
たくさんのサンプルの中からお気に入りの色を選びました
何色も使いながら、調和してまとまっているのは
同じ系統色でのカラーリングだからこそ
色彩豊かで洗練された室内です