■国宝松本城、黒と赤のコントラスト(株式会社OKUTA Archives i018@OKUTAのブログ)　リフォームのオクタ

2015/08/28

今年の長野旅行で、国宝松本城のある、松本城公園へ行って来ました。

 

別名、烏城とも呼ばれる松本城。

その云われは、黒塗りの下見板で天守閣の最上重まで覆われているその姿。

（松本城は、烏城（からすじょう）と読み、岡山県の別名烏城/岡山城は、烏城（うじょう）と言うそうです）

 

築城は、戦国の永正年間（１５０４‐１５２０）、信濃守護家小笠原氏に由るもの。

当時は深志城（ふかしじょう）と言う名だったそうです。

その後、動乱の戦国時代、武田氏による信濃侵攻が始まり深志城は奪われますが、武田氏滅亡後の１５８２年（天正１０年）

小笠原洞雪斎が奪還。

徳川家康の支配下になった、小笠原貞慶が、松本城と改名したそうです。

←思わず、目を見張る立派な天守閣です。

 

この天守閣がかつて、傾いたそうです！

（結構、有名な話のようです。）

江戸時代は１６８６年（貞亨３年）に起こった百姓一揆で、磔刑となった多田喜助　と言う人の恨みではないか

という伝説もあったそうですが、明治になり、地盤が弱い為だったと判明。

今はすっかり直って、ご覧の通りです。

←このお堀に掛かる赤い欄干の橋（渡れないようになってました）と、

烏城（からすじょう）のコントラストが本当に見事！

松本城が美しいと言われる由縁でしょう。

 

天守閣にも登りたかったのですが、観光シーズンともあって入口には長い行列。。

６０分待ち（ディズニーランドと張れますね！）と言われ、やむなく断念！

 

ところで、松本城公園にはいくつか入口があるのですが、その入り口の一つに、

こんな張り紙がありました。

←ご時世ですね。。