戸建フローリングの張替えの場合(株式会社OKUTA LOHAS studio赤羽店のブログ 清光 順@OKUTAのブログ) リフォームのオクタ

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LOHAS studio

清光 順@OKUTA

戸建フローリングの張替えの場合

2020/02/29

こんにちは。

LOHASstudio立川店の清光と申します。

当ホームページをご覧いただきまして誠にありがとうございます。

 

今回はフローリングの張替工事の様子をご紹介いたします。

 

こちらのお家はキッチンの交換と共に、床が抜けそうな部分があるので張替を、というお問合せで伺いました。

現地調査時にフローリングが直張りになっている事が判明した為、是正案として二つご提案しました。

 

まず、直張りについて説明しますと

 

ネダオオビキ
 

床を解体するとこんな感じになっています。

束石(支柱)の上に大引(おおびき)と呼ばれる太い木材を通し、さらにその上に根太(ねだ)と言われる細目の木材を通して床の骨組みを形成します。

この上に直接フローリングを貼る事を「根太直貼り」と言います。

少し築年数の経過したお家ですと、この直貼りになっている事があるのですが、やはり床自体の強度がフローリング材だけでは弱ってしまう為、現在は「捨て貼り」という作業を行っています。

 

ラーチ
 

根太とフローリングの間に12㎜厚の合板を貼る(捨て貼る)事で、床自体の強度を高めるようにしています。

 

ですので、今回も「フローリングを剥がしてフローリングを貼る」というわけにはいかず、2つの提案をしました。

 

①既存フローリングの上から新しいフローリングを上張り

【メリット】費用が抑えられる

【デメリット】ダメージの負ったフローリングが下地として残る為、強度としてはいささか不安が残る

 

②既存フローリングを撤去し、新たに捨て貼りをした合板の上に新しいフローリングを貼る

【メリット】下地からやり替える為、その後の不具合が起き辛い

【デメリット】費用が掛かる

 

 

上記2つのご提案に対し、やはり折角やるならば、と②をご選択頂きました。

 

また、既存フローリングを剥がす場合に気を付けたいのが、既存のフローリングが接着剤でべったりと根太にくっついたしまっている場合、根太が一緒に剥がれてしまい、根太からやり直す必要が出てくるケースがあります。

その場合は根太の新規加工の為費用がかさんでしまいます。

その点の留意点もご説明して解体に挑むようになりますね。

このお家の場合はすんなりと剥がれてくれた為、あとは合板を貼って、フローリングを貼って、という形で完了です。

但し、直貼りからの①上張りも②捨て貼り追加も、いずれにしても元の床の高さからは12㎜ほど上がってしまう為、この点も注意が必要です。

施工を行う場合は最終的な姿かたちもご不明な点がありましたら気兼ねなく仰ってください。

我々が気付かなくても、毎日生活されているお施主様がお気づきになる事もよくあります。

リフォーム工事はそうやってお客様と我々が力を合わせて行っていく事が肝要と弊社の社訓にもございますので、是非ご協力くださいませ。

 

以上となります。

 

ご精読ありがとうございました。

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