家づくりのご要望・目的
「やりたいことを全部やろう!」人生後半戦の“今”始める 理想の住まいづくり
以前は都内のタワーマンションにお住まいだったTさま。お子さまのことを考えると、職場へのアクセスの良さよりも自然が身近にある環境での暮らしに憧れるようになりました。
人生後半戦にさしかかる40代を節目に、また、お子さまの就学前というタイミングにて、
「環境を変えるなら“今”しよう!どうせやるならとことんやろう!」と一念発起し、
神奈川県の海沿いの町へ移住されることとなりました。
緑豊かで風情のある中古物件を購入されたTさまは、忙しい毎日の中でもお子さまと過ごす時間を大切にでき、
お子さまの自立心を育みながら一緒に家事ができる効率の良い間取り、また、お好みのデザインにすることで
ライフスタイルに合った「理想の住まい」にされたいとリノベーションをご計画されました。
施工事例 ビフォー・アフター
2階を居住スペース、1階を地域のコミュニティスペースに
1階に水回りが集約されていた5LDKの一戸建てを、日当たりの良い2階にLKDを移して居住空間を集約し、1階には地域に開放できるコミュニティスペースやゲストルームを設けました。
1階はアイアンフレームやステンレスなど無機的な素材に、
ヴィンテージ感のある天板やペイントウッド調のフロアを合わせてカフェのような装いに。
キッチンや間仕切りを設けてフレキシブルに活用できる空間としました。
大きな回遊動線のある広々とした2階のLDKには、耐力壁に石調のブリックタイルをあしらってフォーカルポイントを造り、
上質な雰囲気を演出しました。これはT様が好きな「落水荘」をイメージしたもので、
リビングのブラケットライトは同建築の設計者であるフランク・ロイド・ライトがデザインしたロビー1をあしらいました。
家事の様子が子供に見えることで、自然とお手伝いしてくれるように。
2階は広々としたLDKと寝室、子供部屋、ワークスペースを中心に配置しており、フロア全体はぐるぐると回遊できる動線となっています。行き止まりのない動線は家事のストレスを軽減でき、ゆるやかに仕切りながらもひと繋ぎとなっている空間は、家族が互いに何をしているか気配を感じられる設計となっています。
さらに、お子さまからは家事のプロセスが全て見えることで、何をどうすれば良いのか分かるようになり、自然とお手伝いをしてくれるようになったそう。
また、「子供の様子が見えることで、『子供なりに頑張って行動しているんだな』と感じることが増え、叱ることが減りました」とTさま。
お互いが見えることで個々の生活スタイルが粒立ち、お子さまの自立を育みやすい空間となりました。
家事効率がアップする 究極の家事楽動線
目指したのは、家事にかかる移動距離を最小限にすること。一般的に、洗濯場と干場が近い、またはキッチンと洗濯機が近いと家事が楽になると言われていますが、T邸はその両方を叶えました。
さらに収納がW.T.Cに集約されているため衣服の片付けが一箇所で済み、ダイニングは作った料理を一歩も動かずに出せる対面式。
部屋中行き止まりのない回遊動線でストレスなく歩き回れると共に、お掃除ロボットを走らせやすいという効果も!究極の家事楽動線を叶えました。