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岡本 博行@OKUTA

設計からの伝え方と画像生成AIの使い道を探す

2025/11/29

設計の仕事は色々あります。

意匠設計、設備設計、構造設計、家具設計、店舗設計、機械設計などなど・・・

 

どの設計でも共通しているのが、「伝えたい相手に、意図を理解してもらえること」です。

CAD図面でなくても、手書き図面、絵、メール、電話、資料にメモ書きでも、

その方にとって必要な情報さえあれば、相手に理解していただけます。

 

 

伝える方法は相手によって変わってきます。

職人さんへの伝達では「図面があれば、あとは電話や現場メモで十分」という状況もあれば、

長い付き合いで相手の好みが分かるので、それすらも不要ということもあるでしょう

逆に、現地で直接コミュニケーションを取って結論を出さないといけない状況もあります。

 

お客様はおひとり おひとりが個性を持っていますので、

伝え方の引き出しは、多いに越したことはないということです。

(お客様がストレスなく理解できることが重要)

 

前置きが長くて申し訳ないのですが、現在の生成AIは素晴らしく処理がとても早いです。

これを使って、伝え方が増やせないかと考えています。

昔の写真やメモを引っ張り出して画像生成してみました

 

こちらは現場写真から生成した画像

Gemini_Generated_Image_12knwl12knwl12kn

細かいところはまだまだですが、想像よりはだいぶ良いです!

メモを書き込むとしたら、写真より伝わるかもしれません。

ただ、筋交いと間柱の取り合いなどは合ってますが、窓まわりのチリなど、

細かいところが微妙に間違っています。

過去の参考資料として大工さんに渡すと、間違ったまま作ってしまうかもしれません。

 

元画像はこちらです

2021-06-17 10.28.10

 

こちらは打合せメモから生成した画像

Gemini_Generated_Image_n3i90ln3i90ln3i9

見せながら説明する前提のものなので、正式名称などここでは気にしない・・・

建物全体の計算と、部屋ごとの計算はアンダーラインの項目が変わってくる。という絵です。

 

こちらが元画像です

名称未設定のノート (3)-284

 

おまけの生成画像(家の猫です)

Gemini_Generated_Image_51nmbp51nmbp51nm

かわいい感じですが、飼い主からすると「ちょっとちがう。。」のです

(元の写真が下手か、指示が下手なのかも。。)

 

猫を飼ってるイラストレーターさんが直接描いてくれたら「これ!」になると思います。

ディテールだけの問題ではなく、五感、経験、好み、センスもありそうです。

名建築を本や写真で見るより、実物を見た方が「魂が宿っている」と感じるようなものでしょうか。

 

生成AIは想像以上ですが、「あともう少し」というところがあります。

 

メインの資料にはできませんが、補足資料としては十分使いどころがありそうだと感じました!

 

余談ですが上記の「ちょっとちがう」のポイントは

・しっぽが太く見える(リラックスしてるのに)

・毛並み(モフモフ感?が足りない)

・寝てるように見えるが起きてる(いつもうっすら目は開いてる)

・目の上のヒゲが片方だけない?

・後ろ足のかたち(もう少し骨ばっている)

・実物はもっとかわいい(飼い主には重要)

 

こちらが元画像

2023-07-07 20.46.58

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About Me

施工監理を経て、現在設計部に 所属しております。 知識、技術、感性、人間性を もっと 高めて、良い仕事が出来るように、 頑張りたいと思います。 詳しい自己紹介はこちらをご覧下さい!
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