「断熱性能」「省エネ基準」を簡単に! その① UA値を分かりやすく (LOHAS studio Blog 岡本 博行@OKUTAのブログ) リフォームのオクタ

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岡本 博行@OKUTA

「断熱性能」「省エネ基準」を簡単に! その① UA値を分かりやすく 

2016/08/16

「断熱性能」「省エネ基準」 ・・・ と言われても普通はピンと来ませんよね。

 

住宅断熱性能や省エネで評価されること、具体的には認定長期優良住宅、低炭素認定、ZEHなどで

断熱性能・省エネ性能を見る時、何を評価の対象としているか を分かりやすく、シリーズにしてみました!

 

文字が多いですが、最後まで読んでいただければなんとなく理解できるかと思います!

 

 

「比較する数字があるのはいいんだけど、結局何のことなの?どのくらい違うの?」

 

「結局どのくらいが、夏涼しくて、冬暖かい、快適な省エネ住宅なの?」

 

 

その①ではUA値をかみ砕いてみます。

 

UA値とは断熱性能の指標となる数値です。一般に数値が小さいほど断熱性能が高いです

 

ただし住宅性能はトータルで評価しますので、UA値が小さいほど快適であるとも限りません

近年の新築ホームページやパンフレットにも記載されていますね。

あくまで目安にするくらいが良いと思います。

 

UA値(外皮平均熱貫流率)

単位温度差あたりの外皮熱損失量 のことを言います。

 

「単位温度差」

= 室内外の温度差が1℃の時 (例 室外温度:20℃ 室内温度:19℃ の時)

 

「外皮」

= 家のの空気(温度)に触れているの部分 ( 天井・屋根・壁・床・基礎・窓

 

断熱材の外側にあたる部分です

人に例えると、つま先から頭まで空気に触れている皮膚のイメージです。

 

「熱損失量」

= 外皮からどのくらいの熱が逃げるかを表した数値

= 各外皮面積 × 各外皮の熱貫流率 × 温度差(1.000)の合計値

= 住宅から逃げる熱の総合計

 

「熱貫流率」

= 外皮の各部分の熱の伝えやすさを表した数値です。U値と呼ばれます。

 

熱の伝えやすさ なので、一般に数値が小さいほど断熱性能が高い(熱が伝わりにくい)ということになります。

 

 

UA値の単位は W/㎡・K です。

 

W = 逃げる熱量

㎡ = 外皮の総面積

K = 温度差

 

つまり、単位温度差(K)あたりの外皮(㎡)熱損失量(W) ということです。

 

ちなみにUA値の Uは熱貫流率 Aは平均 を指します。

Aはおそらく英語で平均を意味する Average のですね

 

 

参考までに首都近郊(省エネ区分 5地域 6地域)の基準では

 

省エネ基準 0.87 W/㎡・K

 

ZEH基準  0.60 W/㎡・K

 

ZEH基準  0.48 W/㎡・K ※強化外皮基準(ZEHより20%強化)

 

 

比較する時の参考にしていただければと思います。

 

 

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施工監理を経て、現在設計部に 所属しております。 知識、技術、感性、人間性を もっと 高めて、良い仕事が出来るように、 頑張りたいと思います。 詳しい自己紹介はこちらをご覧下さい!
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