2016年　新築・リフォーム工事を考えている方はこんな年になる！　その2

LOHAS studio

passiv design

2016/02/01

2016年　新築・リフォーム工事を考えている方はこんな年になる！

その2です！

前回は消費税の検討、電力自由化、ガス自由化についてのお話でした。

前回（その1）の記事はこちら

https://www.okuta.com/blog/passivdesign/1030

その2 は次の通りです！

1.　建築物省エネ法が改正

2.　省エネ関連の助成・補助金の拡大

3.　上記2点、計画や工事に関する精度

1.

建築物省エネ法が改正されます。

様々な建築物に係る法律なのですが、住宅分野では誘導的措置として

「エネルギー消費性能の表示」というものがあります。

簡単に言うと、新築・中古問わず　お家の燃費性能などを表示しましょう 　という制度です。

今年度から見る機会が増えると思われます。

（以下は代表的なものです）

車を購入する時に、燃費って気になりますよね。

「この車はリッター何km走るんだろう」　←　性能を数字で知る

「車両保険でエコカー割引が使える車がいいな」　←　性能を有していると受けられるサービス

といったことを考えたことがあるでしょうか？

これを家に当てはめると・・・

「この家は年間どのくらいの光熱費がかかるんだろう」　←　性能を数字（または等級）で知る

「保険の割引や、金利優遇の適用ができるかな」　←　性能を有していると受けられるサービス、または資産価値。

といった感じです。

2.

新築・リフォーム工事で利用できる、助成・補助金の種類や、予算が拡大します！

スマートウェルネス住宅等推進事業

耐震対策緊急促進事業

長期優良住宅化リフォーム推進事業

地域型住宅グリーン化事業

低炭素認定住宅

すまい給付金

各種リフォーム減税（耐震リフォーム、バリアフリーリフォーム、省エネリフォーム）

住宅ローン控除

各自治体による補助事業などなど

一つ一つ色々な特徴がありますが、これらに共通するのは・・・

お家の性能向上（耐震性・断熱性・省エネ設備・再エネ設備）を目的としている

一次エネルギー消費量やＣＯ2を減らすこと

高齢者・障碍者・子育て世帯の対象拡大

私達が健康で快適に暮らしいくために、また次世代に良質な住宅を残すために、様々な補助事業があります。

「安全」「快適」「エネルギー」「環境」「健康」「耐久性」がキーワードでしょうか。

passiv design はこれらの補助事業が始まるよりも前に、当たり前のように取り組んできました。

各種制度を利用することで、passiv design も実現可能で、より身近なものになっていきます。

併せてお気軽にご相談下さい♪

3.

1.2　を実現するには、計画や工事の精度が重要です！

住宅業界は、ここ数年で省エネに関する技術の発達が加速しました。

性能をきちんと発揮するには、正しい設計、正しい施工、正しい監理が必要です！

例えばＯＫＵＴＡでは、ＥＭセルロースファイバーという環境に優しい断熱材を採用しています。

これは実際の施工、断熱材の特性、検証を十分に行った上での選択です。

EMセルロースファイバーは自然素材であり、断熱性能、吸放湿性、施工精度、防音性に優れ、

製造エネルギー（石油や石油エネルギーなど）がとても小さい、環境型の断熱材です♪

日本で一般的な断熱材のグラスウールも、正しい計画（厚み、商品、目標の性能値）、

正しい施工（防湿フィルムの留め方、筋交い周りの施工方法）、正しい監理（品質管理）

が可能であれば、こちらもまた正解です。

以下はグラスウールの施工マニュアルです（旭ファイバーグラス　アクリアネクストより）

※首都圏は主にⅥ地域です

https://www.afgc.co.jp/business/knowledge/upload_docs/tq4_14-26.pdf

正しく施工するには、これだけのポイントを押さえる必要があります。

これは基本的にリフォームにおいても同じ精度が求められます！

環境先進国のヨーロッパから見ると、日本は住宅性能がまだまだ追いついておりません。

passiv design はドイツパッシブハウスという世界基準の技術を取り入れ、日本の環境に合わせたものです。

passiv design は、時代の先を行く新しい価値を作り出します。

お客様のお家や立地、ライフスタイルに合わせた、バランスの良いご提案が可能です。

ぜひ、お客様の言葉で私達にお話しください♪