結露とは!?⑥(株式会社OKUTA Archives e038@OKUTAのブログ) リフォームのオクタ

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e038@OKUTA

結露とは!?⑥

2019/07/04

こんにちは!

 

最近は梅雨で悪天候が続きますが、これを乗り越えれば…

そう、夏がやってきます。

暑い、暑い、楽しく熱い夏がやってきます。

passiv design では一年中快適に過ごせる住環境づくりを

理念に提案致します。

夏の暑さの中でも、最大限に快適に過ごせる方法を

考え設計しておりますので、夏の過ごし方についても

改めて別の記事で紹介したいと思います!

 

 

……ではでは、本題に入りたいと思います。

今日も結露について、以前紹介した「内部結露」について

お話したいと思います。

 

今日は「湿り空気線図」を使って紹介させて頂きます!

(「湿り空気線図」については、以前ご紹介致しました

こちらの記事をご参照下さい

→ https://www.okuta.com/blog/e038/230)

 

それでは、突然ではありますがご自宅のリビングを思い浮かべて下さい!

室温が25℃、湿度が70%あるとします…

この状況下で「内部結露」を起こさないようにどんなことが出来るでしょうか。

 

①『 室温を上げる』

室温が低下し「露点温度」に達することが無いように、

室温を上げます。温度が上昇すると飽和水蒸気量が大きくなり、

多くの水蒸気を含むことが出来るため、水蒸気は気体として存在し続けます。

(相対湿度が下がっていきます)

 

② 『水蒸気を減らす』

これは下の湿り空気線図でいうと、グラフの下方向に向かっていく状態で、

相対湿度を下げていきます。

 

空気線図4
 

①②共に「内部結露」発生を防ぐための方法として考えられますが、

難しい面もあります。

①の場合、

◆室温の調整のためエアコン等の冷暖房設備の大きい(電気代等)

◆温度変化の繰り返しにより体への負担

②の場合、

冬は室内の暖かい空気に水蒸気が多く含まれているため、

窓を開けて水蒸気を排気できますが、

夏の場合、窓を開けるとかえって外の多湿な空気が室内に

侵入してくるおそれがあります。自然換気だと難しい場合もあります。

 

そうなると為す術はないのか~……

いえ、そんなことはありません。

「内部結露」対策で大切なことは、「水蒸気を滞留させないこと」です!

 

水蒸気は、一か所に留まらず動く習性があります。

天井裏、壁の中、床下、室内…

あらゆるところに存在しますが、結露を引き起こしたくない箇所に

留まらせないようにする方法を考えます。

 

Ⓐ 水蒸気を外に排出する

Ⓑ 防湿シート等用い水蒸気の侵入を防ぐ

Ⓒ 温度変化を抑える

 

これらを含めた様々な方法を組み合わせて、

最適な提案に繋げていきます。

 

 

 

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