通気層とは!?②(株式会社OKUTA Archives e038@OKUTAのブログ) リフォームのオクタ

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e038@OKUTA

通気層とは!?②

2020/02/11

こんにちは!

 

先日は住宅において内部結露の発生を防ぐために

「通気層」が重要であるとご紹介させて頂きました。

今日は引き続きお話したいと思います。

 

水蒸気は空気中を移動していくものですが、どこでも

通れるわけではありません。

水蒸気の通り抜けやすいにくいがあるのです。

 

お家を建てるためには様々な建材を使いますが、

建材の種類により透湿性能が異なります。

透湿性とは水蒸気を通すことを指し、透湿性が無いと

湿気が逃げていかないため蒸れてしまいます。

(マスクそのものに透湿性が無ければ、呼気に含まれる水蒸気等が籠って

お口の周りがむれてしまいますよね)

 

能力としてどれだけ水蒸気を通すことが出来るのかは、

材料により様々で、規定の試験により

建材にはこの透湿性能が数値として定められています。

 

壁体内構成
 

弊社では内装仕上げ材としてビニールクロスの使用はせず、

自然素材の珪藻土や漆喰を使用しますが、

透湿性があるため壁体内に水蒸気が入り込みます。

(室内壁下地材の裏に防湿シートを貼り、壁体内に水蒸気を入れない

という方法もあります)

 

大切なのは前回ご紹介しましたが、水蒸気が通気層の中に入り込み

外に逃げていくこと。

 

恐いのは④の下地材に透湿性が無い場合です。

透湿性が無いと水蒸気は通過することが出来ず、④の下地材表面に

水蒸気が滞留し結露を起こす可能性があります。

 

壁体内構成2
 

④下地材となる建材に透湿性があるものを採用してあげることで

水蒸気を通気層に伝えやすくします!

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