小川町下里だより 2025年10月号(LOHAS studio Blog) リフォームのオクタ

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小川町下里だより 2025年10月号

2025/10/04

OKUTAこめまめプロジェクト』の
パートナーである小川町下里地区。
その地元の「NPO法人生活工房つばさ・游」
理事長である高橋さんが毎月送って下さるお便りを、
ブログでもご紹介させて頂きます^^

それでは、今月号をどうぞ!
(※下記、高橋さんの文面を転載しています)

*************************

秋風が心地よく田んぼを渡り、黄金色の稲穂が頭を垂れる季節となりました。
9/18の稲刈りでは、新人社員の皆さんが汗を流しながら稲刈りに励み、地域の田んぼに若さという活気を添えてくれました。
今年のお米は、平年並みの実りとなり、昨年の猛暑による不作を思えば、ほっと胸を撫でおろす豊かさです。
そして、今年も「こめまめプロジェクト」が無事に始まります。これから迎える実りの秋に、田畑と人とのつながりを大切にしながら、みんなで喜びを分かち合ってまいりましょう。
私たちは確かな未来に向かって、食の持続的な生産方式を支援し、その普及活動に取り組んでいます。
10月からはオーガニック関係のイベントが多くなりますので、記事も少し偏りますが、ご理解のほど、宜しくお願いします。

今月のトピックス
【レポート】新人社員研修稲刈り編 9/18
【レポート】稲刈り体験会 9/20
【レポート】環境再生型農業講座第8回レポート 9/21
【コラム】「未来につながるオーガニック給食」第24回 安定供給という大きな壁を越えて

今月の話題
【情報】第8回環境再生型農業講座 10/19
【情報】映画会「うんこと死体の復権」11/30
【情報】映画会「てぅぺんの向こうにあなたがいる」 10/31
【情報】新規オープン おにぎり屋「壱食」オープン
【情報】農業体験「畑で落花生を味わおう」 10/11
【情報】「和紙の魅力に触れるツアー」 11/1
【再掲】オーガニック学校給食フォーラム深掘りセミナー『有機農産物を学校給食へ届ける農家の挑戦と工夫』10/7
【情報】オーガニック学校給食フォーラム深掘りセミナー『

 

今月のトピックス

【レポート】新人社員研修稲刈り編 9/18
晴天のもと、新人社員の皆さん、スタッフ入れて22名で稲刈りを行いました。初体験という新人さんも多く、真剣に取組みました。午後は「小川和紙団扇つくり」で、和紙の町・小川町を学びました。それぞれに個性的な団扇が出来ました。来年の花火大会などに、この団扇をもって自慢しましょう。

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<新人稲刈りの様子>
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<各自作った団扇をもってハイ、ポーズ>

 

【レポート】稲刈り体験会 9/20
今年は担当者のみの交流会を行いました。

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<担当者による稲刈りとランチのオーガニックカレー>

 

【レポート】環境再生型農業講座第8回レポート 9/21
8月からの猛暑とカラカラ天気が少し和らいできました。ホント、雨が降ると雑草が一気に伸びてきます。
白菜・カリフラワー・玉葱の苗と種を植えて冬野菜と春野菜に備えます。当日は少し風が強く、拠点のエディベリのビニールハウスの屋根が飛びました。
冬場のビニール張り直しの作業が増えました。

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<壊れたビニールハウス>
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<繁茂し続けるカボチャのつる>
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<エディベリのみんなの畑の様子>

 

【コラム】「未来につながるオーガニック給食」第24回 安定供給という大きな壁を越えて
稲刈りも終わりに近づき、田んぼには藁の香りがただよう季節になりました。下里や上横田谷津田の風景も日ごとに秋らしさを増し、畑では里芋や大根などの秋冬野菜が顔を出しています。そんな実りの喜びを分かち合いながらも、私たちがオーガニック給食を進めようとすると、どうしても避けて通れない課題があります。
それが「安定供給」です。
給食は毎日決まった時間に、決まった量が必要です。台風や長雨、夏の猛暑など、自然の影響を受けやすい農産物をどうやって一年を通じて届けるのか――これは地域の農家にとっても大きな悩みです。
そんな中、10月4日に「オーガニック給食の安定供給に向けて ~有機加工品の活用と展望~」というセミナーが開かれます。
https://ofj.or.jp/ole/seminar/2025s-3.html
ここでは、旬の有機野菜を冷凍して保存・商品化し、通年で安定して供給する仕組みが紹介されます。生産・加工・流通が三者で協定を結び、一定価格で給食に届けようという新しい動きです。
参考:新聞記事参照
この事例は兵庫県内での話ですが、これを小川町や地域の小さな自治体にあてはめるとさらなるいくつかの壁があります。
地域に必要なもの
一つは「加工所」の存在。野菜を洗ったり切ったり、冷凍したりするためには、地域に衛生基準を満たした場所が必要です。
もう一つは「まとまった量(ロット)」です。農家が少しずつ持ち寄るだけでは、効率的に加工が回らないのです。
「顔の見える農家の野菜を子どもたちに届けたい」と願う私たちにとって、ここをどう解決するかが次の大きな課題になっています。

小川町でのこれからの工夫
解決の糸口はいくつかあります。
• 地域で使える小規模加工所を整える:給食用だけでなく、直売所や地域の食堂、高齢者施設にも活用できれば無駄がありません。
• 農家同士の協力:CSAやPGSの仕組みを使い、「誰が作ったか」がわかる形で野菜をまとめて出す。これならロットも確保できます。
• 多用途展開:加工した野菜を給食だけに回すのではなく、市民が買える形で販売すれば、地域全体で支える循環ができます。

子どもたちへつなぐ思い
小川町の田んぼや畑で育った野菜が、形を変えて子どもたちの給食に並ぶ。
そのとき子どもたちは「この野菜、小川町でとれたんだよ」と誇らしく口にしてくれるでしょう。
「顔の見える素性のわかる給食」を実現するために、地域が知恵を出し合い、支え合うこと。
それが未来につながるオーガニック給食の実現につながっていくはずです。
小さな小川町からでも、確かな一歩を積み重ねていきたいと思います。

 

今月の話題

【情報】第8回環境再生型農業講座 10/19
時:10/19(日)10:00~15:00
所:エディベリ
内容:冬野菜の準備
収穫:サツマイモ、枝豆など
詳細:https://edivery.jp/kankyo-saisei/

 

【情報】映画会「うんこと死体の復権」11/30
時:11月30日(日)10:00~ 13:00~
所:小川町飯田257-5 あまふく食堂
会費:1600円(中高生500円小学生まで無料)
定員:25名
申込み・問合せ:090-6510-3357(平山)
映画詳細:https://www.unkotoshitai.com/

 

【情報】映画会「てっぺんの向こうにあなたがいる」 10/31
時:10/31(金)全国公開
所:https://www.teppen-movie.jp/
映画紹介:https://www.teppen-movie.jp/
コメント:川越の女性登山家・田部井さんの物語です。
埼玉県日高市で撮影された事から地元の方より推薦頂きました。

 

【情報】新規オープン おにぎり屋「壱食(いっしょく)」オープン
住所:埼玉県比企郡小川町腰越463-3
営業時間:8:00 – 14:00 ※売り切り次第終了
定休日 :月・木曜日
TEL   :049-381-3364
https://note.com/sumoriba/n/nba795223948b

 

【情報】農業体験「畑で落花生を味わおう」 10/11
時:10/11(土)10:00~14:00
所:小川町豊八農園
詳細:https://ogawa-iju.jp/?p=1765

 

【情報】「和紙の魅力に触れるツアー」 11/1
時:11/1(土)10:00~15;00
所:観光案内所むすびめ集合
詳細・申込み:https://www.ogawamachibun.com/blank-1
コメント:小川和紙作家・リチャード・フレビン邸などを見学します

 

【再掲】オーガニック学校給食フォーラム深掘りセミナー『有機農産物を学校給食へ届ける農家の挑戦と工夫』10/7
時:10/7(火)20:30~22:30
所:on-line
申込み・詳細:https://oslfnoukairei.peatix.com/

 

【情報】オーガニック学校給食フォーラム深掘りセミナー『有機農産物の安全性と科学性 機能性成分について情報提供』
時:10/27(月)20:30〜22:00
所:on-line
申込み:https://peatix.com/event/4576589?utm_medium=web&utm_source=results&utm_medium=%E6%B1%A0%E7%94%B0%E6%88%90%E5%BF%97%3A36.0524%2C139.2685%3A%3A%3A4576589&utm_campaign=search&srchid=2214%25u58%25xHfsBS822kE%25
内容:オーガニックって何がいいの?という疑問にお答えする内容です。

 

 

発行日:2025年10月1日
制作:NPO生活工房つばさ・游・高橋さま

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