小川町下里だより 2023年11月号(LOHAS studio Blog) リフォームのオクタ

  • phone

    0120-19-5955

  • 文字サイズ

LOHAS studio

LOHAS studio Blog

小川町下里だより 2023年11月号

2023/11/01

OKUTAこめまめプロジェクト』の
パートナーである小川町下里地区。
その地元の「NPO法人生活工房つばさ・游」
理事長である高橋さんが毎月送って下さるお便りを、
ブログでもご紹介させて頂きます^^
.
それでは、今月号をどうぞ!
(※下記、高橋さんの文面を転載しています)
.
*************************
.

10月の末だというのに暖かいというより暑い日が続いています。今年の夏の暑さの余韻がまだ残っているようです。地球がまさに沸騰し始めたのかもしれません。
OKUTA提携米に参加して下さっている農家さん達もお米の栽培に危機意識を感じ始めています。だんだん高齢化し、加えて異常気象では生産意欲も薄れていくのは仕方ないことです。
人は生まれてから死ぬまで食べ続けなければいけないという宿命を背負っているなら食料生産という農業について、もっと真剣に考えてもいいのではないかと考えます。OKUTA提携米「OKUTAこめまめプロジェクト」が長く続けられるように生産者と消費者の幸せな関係作りを考えていきたいと思います。
朝晩の冷え込みに秋の気配が忍び込んでくる小川町より下里だよりをお届けします。

今月のトピックス
【レポート】OKUTAアンバサダー稲刈り体験 10/15
【レポート】OKUTA提携米提供始まる。恒例お米の食べ比べから
【レポート】「大豆畑物語」その4・枝豆まつり 10/8
【レポート】コラム「未来につながるオーガニック給食」第1回 金子美登さんの想いを受けて

今月の話題
【お知らせ】「守ろう つなごう未来を彩る希望のタネ」自然農法シンポジウム&フェスタ 11/11
【お知らせ】映画会とトークのお知らせ「リアルボイス」11/19
【お知らせ】小川町巡りと美味しい物巡り「○シェおがわ」11/26

 

今月のトピックス

【レポート】OKUTAアンバサダー稲刈り体験 10/15
6月に田植えした稲の収穫・稲刈り体験です。あの苗がどんなになっているか、皆さん、ワクワクドキドキだったでしょう。
が、あいにくの雨で始まったアンバサダー様の稲刈り体験でした。そこはスタッフ企画の「玉葱染め体験」がフォロー。ナイスな企画でした。染め上がりは布地によってそれぞれ微妙に違っていましたが、それも面白く、玉葱の皮がこんなになるのかと感動的な出来上がりでした。
そして、小川名産の地大豆「青山在来」の枝豆の試食です。前日に収穫された枝豆が山のように運び込まれ、参加者全員で枝豆もぎ取り。50名余りでやるとあっという間に終わり、いよいよ試食タイムです。その余りの美味しさにこども達が群がりました!!!手作りのカレーも美味しかったです。そして、何と奇跡が起きました!
12時ごろから晴れ間が見え、お天気に!アンバサダーやスタッフの皆さんの念が通じて、稲刈り開始です。雨で田んぼは水がたまり、稲刈りには不向きでしたが、何とか稲刈り実施し、何と1枚の田んぼ全部をやり遂げました。こども達は田んぼの水たまりや虫を追って無心に遊び回っています。その姿に感動!!!
玉葱染め1 玉葱染め2
<玉葱染めの様子>
LINE_ALBUM_20231007枝豆パーティー_231007_7
<枝豆さやもぎと試食>
203アンバサダー稲刈りこども 2023アンバサダー稲刈り2-1
<稲刈りの様子>
2023アンバサダー稲刈りafter
<終わった後の田んぼ>

 

【レポート】OKUTA提携米提供始まる。食べ比べしたら・・・
OKUTA提携米が10月から始まりました。購入されている方、新米の味は如何だったでしょうか?
10/8に開催された「エディベリ枝豆祭り」で恒例お米の食べ比べを実施。1つはOKUTA小川提携米「コシヒカリ」、1つは秋田県産新米○○という品種です。
提携米15:秋田県産米7 という結果になりました。
今年は夏の異常な暑さと水不足でお米の実の入りが危ぶまれましたが、何とか収穫する事が出来ました。農家さんからは今年の夏のような異常気象が続くとお米の生産が難しくなる。お米の品種も耐暑品種に変えていく必要がある、と言われています。地球沸騰時代にどう持続的な食料生産をしていくか、皆さんも少し考えて頂けると嬉しいです。
2023お米食べ比べ 387328754_6649702605115051_1854864929953785687_n 2023年産米食べ比べ結果
<お米食べ比べと結果>

 

【レポート】「大豆畑物語」その4・枝豆まつり 10/8
6月に植えた大豆が、いよいよ枝豆として食べる機会がやってきました。建材部の皆さんは1年に1度しか味わうことが出来ない枝豆のために、暑い夏の日差しの中草取りを一生懸命されてきました。その成果があり、夏の異常な暑さにもめげず、すごくよく出来ました。畑で収穫して、すぐに釜で茹でて食べる枝豆の甘さ、香り。どれをとってもサイコーです。
参加者の幸せな笑顔を見て下さい。こども達の食いつきがスゴイです。また、来年もこの「口福」が味わえますように、と祈りつつ、1年間がんばろう!!!
※提携米と秋田県銘柄米との食べ比べも行いました。
LINE_ALBUM_20231007枝豆パーティー_231007_10 2023枝豆祭り枝豆茹でる 2023エディベリ枝豆祭り試食
<枝豆祭りと試食の様子>

 

【レポート】コラム「未来につながるオーガニック給食」第1回金子美登さんの想いを受けて
霜里農場・金子美登さんは1971年に小川町で有機農業を始めましたが1人という孤独な立場でした。食の生産において本道である有機農業を心に決め、ひたすら地道に己の意志を貫いてこられました。
そして、仲間たちと連帯し、2006年12月8日「有機農業推進法」が制定され、やっと、日本という国において有機農業という言葉が認められました。それから17年という月日が経ちましたが、様々な有機農業推進にかかる政策が実施されましたが、有機農家率は0.2→0.6%と3倍とはいえ、なかなか増えていきません。100人農家さんがいて1人いるかいないかという実情です。私は非農家ですので、霜里農場・金子さんのお手伝いをしながら、どうやったら有機農業が広がって行くのか考えてきました。
それは有機農産物を手間暇かけて作っても売れないからです。最大の課題は販路です。どうやったら売れるか、有機野菜を必要としている人達はどこにいるのか?そう考えていった時、こども達が食べる学校給食に思い至りました。今、学校では、アレルギーや行動に支障をきたすお子さんが増えており、その原因の一つとして残留農薬が上げられていました。
人は食べている物で出来ている。こどもは3食のうちの1食を給食でまかなっている。こども達は未来です。こども達の健康や未来に責任を負うのは親や周囲の大人の責任ではないでしょうか。シンプルに考えて、こども達の食べる給食を安全な物にしたいと願いました。学校給食は生徒数、給食日数、献立も決まっています。残留農薬などない安心して食べられる有機野菜を計画的に生産し、導入することで確かな販路となるのではないかと考え、4年前から学校給食有機化に取組み始めました。それ以来、日本や世界の学校給食はどうなっているのか、と調べはじめ、今年の夏はフランスの学校給食現場で給食の有機化で活動しているCPPフランスの日本各地でのセミナー24日間や韓国の無償オーガニック給食の現場見学ツアーに参加してきました。
次回から、そのルポなどを通して、未来につながる学校給食を考えてみたいと思います。

 

今月の話題

【お知らせ】「守ろう つなごう未来を彩る希望のタネ」自然農法シンポジウム&フェスタ 11/11
https://snn20-tokyo.peatix.com/view
時:11月11日(土)10:00~15:30
所:恵泉女学園大学(東京都多摩市2丁目10-1)
主催:NPO秀明自然農法ネットワーク
内容:日本と世界中、私たちの食生活が大きな変化を遂げています。遺伝子組み換え食品、ゲノム編集、環境の変化、農家の減少、エネルギーそして、種の課題など、これらの課題に立ち向かい、持続可能な未来を築くために集まり、学びませんか。
この度、NPO法人秀明自然農法ネットワークは設立から20周年を迎え、この節目を恵泉女学園大学にて「シンポジウム&フェスタ」を開催します。素晴らしいスピーカー陣が登壇します:
インドの環境活動家であるヴァンダナ・シバ博士は、生命の尊厳を守り、貧しい人々や女性の視点から環境問題を探り、世界の農民や環境活動家に大きな影響を与えています。
アフリカのザンビアからは、バーバラ・ハチプカ・バンダ氏が登壇し、女性農民組合3000人を率いてザンビア自然農法開発プログラムを進めている展開などのお話しをしてくださいます。
分科会も充実しています:
①「自然農法ラーニングプログラム」 – 自然農法ユーチューバー、今橋伸也氏
②「日本の食料事情」 – 東京大学大学院の鈴木宣弘教授
③「自然農法の視点から考える日本の(有機)農業の課題と今後の展望」 – 農研機構上級研究員、池田成志氏
④「学校給食をオーガニックに」 – 川田龍平参議院議員と学校給食関係者
当日は、20店舗以上のマルシェも開催され、おいしい食べ物や商品が並びます!ぜひお越しいただき、持続可能な未来への第一歩を踏み出しましょう。
チケットはpeatixで購入可能です:https://snn20-tokyo.peatix.com
※同時配信と後日アーカイブもご利用いただけます。

最新情報は、TwitterとInstagramでフォローしてください:
https://www.instagram.com/snn20th/
https://twitter.com/snn20th
未来への希望を育み、自然農法の魅力を共に探求しましょう!
★NPO生活工房つばさ・游の高橋が分科会④で川田龍平参議院議員と対談します。
秀明20周年チラシ表 秀明20周年チラシ裏
<チラシ>

 

【お知らせ】映画会とトークのお知らせ「リアルボイス」 11/19
時:11/19(日)13:00~16:30
所:NWEC(国立女性教育会館研修棟2F大会議室
主催:生活クラブ埼玉小川支部
会費:無料
定員:100名
内容:監督の山本晶子さんは親のネグレストという児童虐待を受け、その後児童養護施設などを経て、現在は支援の側に回り、このドキュメンタリーを撮りました。監督のお話とチェロの大塚幸穂さんの演奏もあります。
申込み・詳細:https://saitama.seikatsuclub.coop/news/detail.html?nid=1000019341
締切り:11/3(金)
S__59736066_0 S__59736068_0
<チラシ>

 

【お知らせ】○シェおがわ 11/26
時:11月26日(日)10:00~15:00
所:小川町内(チラシ参照)
内容:小川町の各所で様々な企画をやっています。町巡りを楽しんでね。
主催:○シェおがわ実行委員会
2023ポスター ★チラシ表面2最終 チラシ20231020-2
<チラシ>

 

発行日:2023年11月1日
制作:NPO生活工房つばさ・游・高橋さま

SNSでシェアする

担当者へ無料メール相談!お気軽にご相談下さい!

お問合せ・資料請求はこちらから

LOHAS studio

LOHAS studioは、地球環境や健康に配慮した自然素材の住宅やロハスなリフォームを提供しています。埼玉・東京・千葉・神奈川から、14年連続でリフォームデザインコンテスト入賞 通算330点の受賞実績。

カレンダー

2024年5月
« 4月    
 12345
6789101112
13141516171819
20212223242526
2728293031  

タグ

スタッフ一覧

最近のエントリー

カテゴリー

アーカイブ