LOHAS studio
市川 康弘@OKUTA
2024/09/15
こんにちは
今日は木部塗装のお話です
グラフテクトのキッチン設置場所に壁との間に隙間ができるということで
設置前に集成材で大工さんに造作してもらい
メーカーからカラーのカットサンプル(小さめ)を予め見て
選んだロハスオイル塗料で造作部分を塗っておきました
キッチンを設置したところ、こんなにも色が違っていました
なぜこんなにも違ってしまったのか・・・検証すると
①メーカーから送られてきたカットサンプルは
写真でみても、木目に濃い所と薄い色の部分があるように
切り取るところで色の濃淡が違い、薄い色のところには塗った部分は近くも見えます
②ロハスオイルは木に浸透させて色が着色されます。木目を見せる仕上がりになります
木目を見せなくする塗料は「水性塗料で塗りつぶし」と言って使いわけています
浸透系塗料は木の樹種や木目や木の固さなどにより色の入り方、吸い込み方が違います
カラーサンプルはあくまでサンプルで実際に塗ってみないと
わからないというのが難しいところです
どうしてもサンプル通りには色がつかないので
自然塗料という性質を十分に理解して頂く必要があります
ちなみにロハスオイルは全部で54色あります。詳しくはこちら→https://lohasoil.jp/products/lohasoil-2.html
この中から近い色になりそうなものを注文し直しました。
筋交いに使った木材とも色の感じをそろえる必要があったので
杉の柱や筋交いホワイトウッドやパイン集成材に塗った場合、
重ねて塗った場合などいろいろ試してサンプルをつくりました
最終的に塗ったのはグラフテクトの面材の色に近づきお引渡しできましたが
写真を撮り忘れました(;^_^A
ちなみに手に持っているのは
ナチュラルオーク色のカラーサンプルで
パイン(左)とアッシュ(右)に塗ったもので
かなり濃淡が違います
また背景の家具はパイン集成材なので
これだけ色のムラがでるのです
これが自然の色の風合いという特徴と良さなのだと思います
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