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兵庫県南部地震と阪神・淡路大震災の違い

1995年に兵庫県地方で起こった地震の正式名称は「平成7年兵庫県南部地震」その地震によって引き起こされたのが、「阪神・淡路大震災」です。辞書には「地震=火山の活動や断層・陥没などで起こる地球の振動」「震災=地震によって引き起こされる災害」となっています。一般に地震は気象庁が発生直後に、発生した地域の名称を付け、震災は、発生後数日を経て、政府が被害状況を勘案して、甚大な被害が発生していると判断した時のみ名称を付けます。地震は「震源の深さ」「マグニチュード」「地震加速度」「震度」などで表され、震災は、「死傷者数」「建物の全倒件数」「焼失家屋数」「被害総額」など被害の程度を表されます。

マグニチュードと震度の違い

地震を引き起こすのはエネルギーです。そのエネルギーの大きさを示すものが「マグニチュード」です。マグニチュードの数値が高ければ高いほど、大規模な地震となり、マグニチュードが1増えるとエネルギーは約32倍、2増えると約1000倍にも大きくなります。そのため、地震の大きさを表す場合には、マグニチュードを用います。

これに対して、「震度」とは地面の揺れの大きさを示すものです。1つの地震に対して、場所ごとに様々な震度が存在します。マグニチュードが大きくても、震源から離れていれば、震度は小さくなり、逆にマグニチュードが小さくても、震源に近ければ、震度は大きくなります。震度は0〜7までの数値で表し、5と6には強弱があるので、全部で10段階になります。そして、地震発生時には、気象庁が主だった場所に設置する震度計で測定された震度を発表します。

地震発生の原因

地震には、プレート間地震、プレート内地震のほか、火山によって起こる火山性地震、ダムの貯水などによる誘発性地震、爆発による人工地震があります。これらのうち、私たちが日頃地震ととらえているものは、プレート間地震とプレート内地震です。

地球の表面は、プレートと呼ばれる厚さ100kmほどの10数枚の岩盤で覆われています。各プレートは年に数cmの速さで移動しますが、それぞれの動く向きが違うので、互いに衝突したり、一方がもう一方のプレートの下に沈み込んだりします。その際にプレートの境界がこすれあって摩擦が生じたり、プレート内部にできた裂け目(活断層)が急にずれたりすることにより、プレートに蓄えられていたエネルギーが一瞬のうちに放出されます。こうして地震が発生します。

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