再三にわたる増改築が重大な構造的弱点の原因に  リフォームのOKUTA

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再三にわたる増改築が重大な構造的弱点の原因に

再三にわたる増改築が重大な構造的弱点の原因に

外見はよく手入れの行き届いた家

S様邸春日部市大衾地区は、埼玉県の一番東端。千葉県との境を流れる江戸川の右岸流域に開けた町で、春日部市に合併されるまでは大凧揚げで有名な庄和町の一部です。対岸(東側)は千葉県野田市という位置関係で、都心から30km圏内にあるうえ国道4号線バイパスが南北に縦貫し、16号線が東西を結んでおり交通の便もよく、東武鉄道の駅周辺は住宅地としての開発も進んでいます。
M様邸は、南桜井駅から徒歩5分ほどの住宅地の一角にあります。M様が入居したのは30年以上前のこと。大手ゼネコンが雑木林だった土地を造成した大規模分譲地なので、江戸川の近くながら地盤がよく、街区も整備されている地域。1区画あたりの敷地面積が比較的ゆったりしていて緑が多く、現在では落ち着いた雰囲気の住宅地になっています。
M様邸は今ほぼ総2階建てになっていますが、これは3度にわたる増改築の結果で、もとの家は2階に2部屋だけ。2階左半分は建て増しされたものでした。このほか水回りの改装や床板の張り替え、壁の塗り替えなどを行ってきたそうで、数年に一度くらいの割合で補修や改装を行ってきた計算に。このため一見したところ、よく手入れが行き届いたお家という印象を受けていました。

鉄骨構造ではわが国有数の技術者、けれど

M様は現役時代、大手の鉄構会社に勤務していた技術屋。特に溶接が専門で、工学博士号をお持ちになっており、日本溶接協会や軽金属溶接構造協会などの役員も務めるなど、この世界では知られた権威者でした。そうした関係で、鉄骨構造物の耐震強度などについて講演を依頼されることも多いそうです。
しかし、こと木造建築物に関してはあまり自信がないとご本人も仰っていました。仕事一筋だったころには木造建築にはあまり関心がなかったのかも知れないが、それでも最近になって参考文献などを調べているうちに、自分の家の安全性について少し不安になっていたそうです。
そうした矢先、たまたま目に付いた木耐協の耐震診断告知チラシを見て、確認する意味でも診断を受けることにしました。

既存構造と増改築の接合に大きな問題が

壁を補強診断に先立って行われた綿密な現地調査によって、この家にはいくつかの弱点があることがわかりました。それは、過去における3階の増改築に起因していました。
M様の話では、最初の増築は近所で見かけたリフォーム業者に依頼し、その後は飛び込みで訪問してきた業者などに任せたこともあるようで、3階とも施工業者が違っていたそうです。そのため、既存家屋と増築部の取り合い(接合部分)が問題に。いかにもツギハギの印象で、まるで積み木細工のように構造が一体化されていなかったのです。
もう1つの問題は、2階増築の時に1階の間取りを全く考慮していないため、2階の壁と1階の壁位置とが一致していない部分が多いこと。いわゆる直下率が低く、地震などの外部応力に対してきわめて弱い構造になっていました。

もともと地盤がいい土地なので、築年数からすれば布基礎に大きな劣化は出ていなかったものの、大きなひび割れ(クラック)が2か所に発生していました。これらの原因によって、M様邸の診断数値は0.329とかなり低い結果に。「倒壊または大破壊の危険がある」という判定でした。
木造は専門外とはいえ、技術者だけにM様の理解は早いものでした。診断報告書を見て問題がどこにあるかを即座に見抜いたM様は、ただちに補強工事を依頼することにしました。

揺れない家になって、安心感が違う

改善プランは、徹底的に1階部分の壁を補強しようというものでした。既存壁の強度不足もさることながら、大きな間取り変更は難しいので、壁構造を強化することによって直下率の低さも補う、という考えからです。
壁補強箇所は実に14か所にも及んでいました。もともと内壁が少ない家だったものの、外側の4面をガッチリ固め、確実に強度を高めました。
こうした本体構造の補強を行う一方で、クラックが発生していた補強の樹脂注入による補修、問題だった接合部の金物による緊結なども行った結果、M様邸の診断数値は「ほぼ安全」のレベルまで大幅に改善されました。

補強工事は2006年の春先に行われましたが、家にいることが多い奥様がまず気付いたのが「揺れない家になった」ことだそうです。
M様邸は表通りから1ブロック内側にあるので、表通りとの直線距離は30mほど離れていますが、それでも大型トラックなどが通るとガラスがビリビリ震えるほど揺れていたと言います。しかし、補強工事の後は、ほとんど揺れを感じなくなったそうです。
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