小川町下里だより 2026年9月号(LOHAS studio Blog) リフォームのオクタ

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小川町下里だより 2026年9月号

2026/09/05

OKUTAこめまめプロジェクト』の
パートナーである小川町下里地区。
その地元の「NPO法人生活工房つばさ・游」
理事長である高橋さんが毎月送って下さるお便りを、
ブログでもご紹介させて頂きます^^

それでは、今月号をどうぞ!
(※下記、高橋さんの文面を転載しています)

************************

朝夕の風に少しずつ秋の気配を感じる頃となりました。各地から早場米の出荷も始まり、今年の作況は「良」と伝えられています。暑さや台風など厳しい天候が続いた中で、無事に稲を実らせてくれた農家の皆さんに、改めて感謝したいと思います。

一方で、今年の米価をめぐっては気になる動きがあります。昨年に比べて米の価格が4割以上下がっている地域もあり、農家が再生産するために必要なコストを示す指標を下回る価格では、「これからも米を作り続ける」ことが難しくなってしまいます。米は私たちの食卓を支える大切な作物だからこそ、農家が安心して次の年の米づくりに向かえる価格であることが必要です。8/19に農水省の有機農業関係者を訪問し、今秋の米価についてお訊ねしてみました。このあたりの詳細は以下の話題の中で触れてあります。是非、一読下さい。

「こめまめプロジェクト」は、企業と農家が産消提携という形でつながり、農家さんの再生産が可能な価格を支えながら、消費者にも安心して食べてもらえるお米を届けてきました。これは単に「お米を買う」という関係ではなく、農家の暮らしと田んぼを、食べる側が一緒になって支える仕組みです。
いま、米をめぐる環境が大きく変わる中で、私たちはこの「顔の見える産消提携」の仕組みを、下里だけでなく各地に広げていくことが必要なのではないでしょうか。食べる人が農家を支え、農家が地域の田んぼと自然を守る。その循環が、これからの日本の食と農を支える力になると思います。
実りの秋。今年も一粒のお米に込められた農家さんの苦労と、自然の恵みに感謝しながら、おいしい新米を味わいたいと思います。

 

今月のトピックス

【情報】新人社員研修稲刈り体験会 9/14
【情報】小川町上横田大沼の谷津田の様子
【レポート】田植え体験後の田んぼの様子
【レポート】土の健康を育てる循環型緑肥講座第7回目 8/23
【レポート】農水省との意見交換 8/19
【コラム】「未来につながるオーガニック給食」第34回給食用食材の価格と2026年産米価格について

 

今月の話題

【情報】酒蔵まつり 9/12
【情報】「オーガニックとアレルギー」講演会 11/21
【情報】「○月○日。区長になる女」映画上映会 11/22
【情報】「食とミネラルの勉強会」9/4
【地域情報】「武蔵とんナリー」

 

今月のトピックス

 

【情報】新人社員研修稲刈り体験会 9/14

田んぼの稲の状況は例年並です。9/14の稲刈りですが、少し早いので、どこの田んぼになるかは、その時のお天気と稲次第です。
午後のワークショップは1%の支援先である「OKUTAの森を中心とした大沼周辺の里山の観察会」を予定しています。講師は「森のなかまたち」メンバーで植物学に詳しい山﨑さんです。どんなお話をして下さるか、楽しみです。

里山見学会20260524
<参考:5/24の里山観察会の様子>

 

【情報】小川町上横田大沼の谷津田の様子

出穂してお米の赤ちゃんの誕生です。これから一気に穂に栄養が貯まり、実が大きくなっていきます。とても生育状況は良いようです。これから台風などで、余談を許しませんが、このままいってくれる事を祈るばかりです。今年の収量はどれくらいになるか、ドキドキしますね。

大沼谷津田20260821
<田んぼの様子>

 

【レポート】田植え体験後の田んぼの様子

20260821
<6月に田植えをした田んぼの様子>

 

【レポート】土の健康を育てる循環型緑肥講座第7回目 8/23

夏の暑さと台風による雨で、雑草の勢いが凄いです。秋冬野菜(キャベツ、ブロッコリー、カリフラワー)の苗は高橋さんちの庭で育苗しています。

高橋家での育苗20260521
<庭の育苗の様子>

 

【レポート】農水省との意見交換について 8/19

8/1付で農水省の有機農業関係者が異動したため、ご挨拶にお伺いし、これからの有機農業施策について意見交換を行いました。昨年5月に「食料システム法」が制定され、食料安全保障として農産物価格を再精算可能価格にしようと定めた法律です。
参考・食料システム法:https://www.maff.go.jp/j/shokusan/250623.html

それを受けて、今年4/6にお米のコスト指標が発表され、慣行栽培玄米60kgは20535円と提示されました。ところが、8月に日本各地からの早場米の概算金に提示された価格はそれを4割以上低い数字でした。唯一、熊本JAのみコスト指標を上回る20600円でした。ガソリンなど諸物価の上昇率でお米の生産原価は上昇しています。

このままいけば、離農される方も出てくるでしょう。この点について農水省担当者に質問を投げかけてみました。農水省としては、コスト指標はあるものの、政府内の物価上昇を下げたいという思惑と板挟みになっているようでした。
私たちは、どうすれば、関係者がみんなハッピーになれるのか?農家と消費者が相対して、話し合うことから始まるでしょう。そういう仕組みを作れるかどうかだと考えます。私たちは提携3原則に基づく「こめまめプロジェクト」を地域に広げていきたいものです。

農水省意見交換20260819 S__79503366_0
<8/19農水省との意見交換会の様子>

 

【コラム】「未来につながるオーガニック給食」第35回:数字が語る給食の危機〜無償化の陰で「質」を守り、オーガニックを広げるには〜

今年4月、多くの期待を背負って小学校給食費の無償化が本格的にスタートしました。国の財政負担は月額5,400円と定められ、子育て世帯の経済的負担が軽減されたことは大きな一歩です。しかし、この「無償化」という喜びの陰で、いま給食の現場はかつてない危機に直面しています。

1. 乖離する「食料価格」と「給食費」の現実
添付のグラフ「小学校給食費と食料価格の指数推移」が示す現実は深刻です。2021年の実績を「100」としたとき、2025年には食料価格が「125.8」(約26%弱の上昇)にまで跳ね上がっています。これに対し、保護者負担分を含めた小学校給食費の指数は「117」(17%の上昇)に留まっています。つまり、食材の仕入れ値が急速に上がっているにもかかわらず、給食をまかなう予算の伸びが全く追いついていないのです。無償化によって「5,400円」という一定の枠がはめられた今、現場の栄養士さんたちがどれほど苦しいやりくりを強いられているかは想像に難くありません。すでに一部の自治体では、「おかずが1品減った」「デザートが消えた」「既製品が増えた」といった、給食の質の低下を懸念する声が現実のものとなっています。学校給食は単に胃袋を満たすためのサービスではなく、子どもたちが自然の循環や地域の農業を学ぶ「食べる教科書」です。無償化されたからこそ、私たちは「一食あたりいくらか」というコストの議論から脱却し、「子どもたちにどのような未来を残したいか」という中身(質)の議論を地域で深めていかなければいけないと考えています。

私たちは10月の新米シーズンに合わせて、給食の質の変化について、リサーチしてみたいと考えています。この結果については、こうご期待。
参考:https://news.nissyoku.co.jp/news/YOKOTAH20260812073141113?utm_source=mailmagazine&utm_medium=email&utm_campaign=daily

 

 

今月の話題

 

【情報】地酒まつり 9/12

時:9月12日(土)11:00~16:00
所:小川町役場前通り
詳細:https://event-ia.com/ja/e/03498vW1pNYP30qAlJhiok

 

【予告情報】「オーガニックとアレルギー」講演会 11/21

世の中にオーガニックが身体に良い、と言われていますが、その根拠であるデーターを日本国内においてはなかなか探す事が出来ませんでした。そのような時に中井幸子先生を紹介され、3ヶ月間、3食をオーガニック食にした臨床データーを見せて頂き、その成果に驚きました。今回、沢山の患者さんの臨床データーを提示するため個人情報保護の観点からリアルのみ、という条件でお話しをお聞きする機会を頂きました。是非、アレルギーで悩んでいる方、アトピーに悩むお子さんをお持ちのママさん、パパさんに、オーガニック給食を進める皆さんに聞いて欲しい内容です。
時:11月21日(土)14:00~16:00
所:小川町立図書館2階会議室
会費:1000円
詳細は来月号でお知らせします。

 

【情報】「○月○日。区長になる女」映画上映会 11/22

時:11月22日(日)13:15~16:30
所:小川町立図書館2階視聴覚ホール
会費:無料
主催・問合せ:生活クラブ生協埼玉小川支部組合
担当:高橋優子 090-4453-6355
お申込み:QRコードより

映画チラシ日付11月22日修正版20260808 qrimg-S660072029
<チラシとQR>

 

【情報】「食とミネラルの勉強会」9/4

時:9月4日(金)13:00~14:30
所:小川町立図書館2階大会議室
講師:中山栄基氏
会費:無料
主催・問合せ:植物ミネラル研究会

 

【地域情報】「武蔵とんナリー」

所:小川町大塚47-3 東武東上線小川町駅徒歩2分
営業日:土日祝 11:00~14:00
内容:お店は6席ほどの小さなお店です。
豚肉は埼玉県児玉郡神川町産の地元豚、付け合わせの野菜は小川町産有機野菜、ごはんは地元産無農薬イセヒカリ、お味噌汁はワイナリーが仕込んだ自家製味噌を使っています。調味料は全て化学調味料無添加です。限りなくオーガニック、無添加で安心な材料を厳選しています。厚さ2cmの塩とんかつ!!!
参考:https://musashiwinery.com/musashi-tonnary/

 

 

発行日:2026年9月1日
制作:NPO生活工房つばさ・游・高橋さま

 

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LOHAS studioは、地球環境や健康に配慮した自然素材の住宅やロハスなリフォームを提供しています。埼玉・東京・千葉・神奈川から、14年連続でリフォームデザインコンテスト入賞 通算330点の受賞実績。

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